罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

雪月花

今宵、雲の切れ間から月でも出れば、言葉どおりの雪月花。

そんな僥倖はなかなか訪れないものですが、かの六世・中村歌右衛門が亡くなった時、既に桜が咲いていたのに雪になり、なおかつ晩には月が出て見事な雪月花となったのを記憶しています。

さすが、大成駒屋