罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

今日の配本(20/05/21)

ジョイス論/プルースト論 ベケット 詩・評論集

サミュエル・ベケット 著/高橋康也、片山昇、川口喬一、楜澤雅子、岩崎力、安堂信也 訳

フィネガンズ・ウェイク』について書かれた世界初の本格的評論と、『失われた時を求めて』の本質を鋭くえぐるプルースト論。

20世紀ドイツ史

石田勇治 著

神聖ローマ帝国から統一後のドイツまでの流れを概観し、帝国の概念や戦争責任問題、ホロコースト、ジェノサイドなどを論じる。

橋と扉

ゲオルク・ジンメル 著/酒田健一、熊沢義宣、杉野正、居安正 訳

「生と哲学」「歴史と文化」「宗教」「美と芸術」「歴史的人物像」「社会」の6部からなるエッセイ集。

イワンの戦争 赤軍兵士の記録1939-45

キャサリン・メリデール 著/松島芳彦 訳

手紙、日記、回想、退役軍人への聴き取り取材によって肉声を再現し、「戦争の真実」を暴いた画期的な労作。

ヨーロッパの略奪 ナチス・ドイツ占領下における美術品の運命

リン・H・ニコラス 著/高橋早苗 訳

第二次大戦下、ナチスによる全欧州の組織的美術品略奪と各国の防衛作戦、さらに連合軍による奪還の詳細を綿密な調査で明るみに出す。