サミュエル・ベケット 著/高橋康也、片山昇、川口喬一、楜澤雅子、岩崎力、安堂信也 訳
『フィネガンズ・ウェイク』について書かれた世界初の本格的評論と、『失われた時を求めて』の本質を鋭くえぐるプルースト論。
石田勇治 著
神聖ローマ帝国から統一後のドイツまでの流れを概観し、帝国の概念や戦争責任問題、ホロコースト、ジェノサイドなどを論じる。
ゲオルク・ジンメル 著/酒田健一、熊沢義宣、杉野正、居安正 訳
「生と哲学」「歴史と文化」「宗教」「美と芸術」「歴史的人物像」「社会」の6部からなるエッセイ集。
キャサリン・メリデール 著/松島芳彦 訳
手紙、日記、回想、退役軍人への聴き取り取材によって肉声を再現し、「戦争の真実」を暴いた画期的な労作。
リン・H・ニコラス 著/高橋早苗 訳
第二次大戦下、ナチスによる全欧州の組織的美術品略奪と各国の防衛作戦、さらに連合軍による奪還の詳細を綿密な調査で明るみに出す。