罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

夜の声だらけ?

今月末に、スティーヴン・ミルハウザーの新刊『夜の声』が刊行されます。楽しみに待っているファンの方も多いと思います。

ところで「夜の声」でネット書店を検索すると同じタイトルの書籍がいくつもヒットするのに驚かされました。

未知谷の『夜の声』はナタリーア・ギンツブルグ(ナタリア・ギンズブルグ)の作品。創元推理文庫の『夜の声』はW・H・ホジスンの作品です。

日本人作家のものもあります。新潮文庫の『夜の声』は井上靖の作品。『夜の声』というタイトルの詩集も刊行されています。

その他にも現在は品切れになっている作品まで含めると、かなり多くの「夜の声」が出版されているようです。書店に注文される時は、くれぐれもお間違いのないようにお願いいたします。