罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

ATOKのAI変換で「みる」と入力すると「ミルク」とか「ミルフィーユ」が候補に出るけれど「ミルハウザー」はすぐに出て来ない問題について

今月末に刊行になる、スティーヴン・ミルハウザーの『夜の声』はこんな装丁です。

訳者あとがきで柴田元幸さんが書いていらっしゃいますが、原書は邦訳既刊の『ホーム・ラン』と合わせて一冊の短篇集でした。しかし、そのままのボリュームで日本語版を刊行するのは難しいということで半分に分け、『ホーム・ラン』『夜の声』として刊行することになったわけです。

『ホーム・ラン』を読まれた方は、この『夜の声』をまだかまだかと一日千秋の思いでお待ちいただいていたことでしょう。ですが、もうすぐです。来週末には書店店頭に並ぶはずです。