罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

今日の配本(21/12/21)

スペイン語の感情表現集

佐竹謙一、佐竹パトリシア 著

一口に「笑う」といっても、「にんまりする」「笑い飛ばす」「作り笑いする」……いろんな表現がありますよね。スペイン語ではどう言うのでしょう。本書は二部構成で、「Ⅰ 気持ちの表現」では喜怒哀楽などの気分、「Ⅱ 性格・性向・行動」では意思や気質、行動パターンなどを取り上げています。自分の感情を中心に表現できるよう、なるべく「私」を主語にしました。豊富な例文の中からあなたの伝えたいニュアンスがきっと見つかります。巻末にスペイン語と日本語の索引つき。

オリンピック100話

ムスタファ・ケスス 著/芦立一義 訳

スキー滑降で前屈みの卵型の姿勢によって、空気抵抗を抑えこんだジャン・ヴュアルネ。走り高跳びで背面からバーを越えることで記録を更新した「ディック・」フォスベリー。審判員たちが「それが規則に適っているかどうか問題にさえした」ほど、どちらも画期的な出来事だった。本書はこうした逸話や、長野大会で正式競技種目となったカリーングなど競技種目の誕生、パラリンピックの歴史。10年以上にわたり、雑誌『ふらんす』のスポーツ記事を担当したフランス在住の訳者による、2024年パリ大会に向けた開催地の様子も併せて読みたい。