罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

いろいろとタイアップできそう?

現在発売中の雑誌『AERA1/3-10号』の特集は「価値観を変える48人」で、その中に町田樹さんの名前があります。

町田樹さんと言えば『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。記事をまだ読んでいないのですが、恐らく競技者から研究社へと転身を遂げた生き方が書かれているのではないでしょうか?

ちょうどフィギュアスケート北京オリンピック代表も決まり、いよいよ冬季五輪本番ムードですから、町田さんへの注目も今後盛り上がってくるのではないでしょうか? 非常に楽しみです。

そして、昨日から高槻の阪急百貨店で「海洋堂EXPO」が始まりました。

海洋堂と言えばフィギュアでしょうが、あたしの勤務先ではこんな本も出しています、『海洋堂創世記』です。その名のとおり、海洋堂創業時のエピソード満載の一冊です。海洋堂ファンならずとも興味深く読めるでしょう。この機会に是非お手に取ってみてください。

話はガラッと変わってスイーツの話です。と言っても、いまはやりのお店に行ったとか、食べてみたという話ではありません。

営業回りの途次、コンビニで見つけた森永のチョコレート「DARS」です。別にDARSを買おうと思って入ったわけではなく、ただ単純に「甘いものが食べたいなあ~、チョコでも買うか」という気持ちで入ったのですが、そこでホットケーキ味のDARSが売っていたので、思わず買ってしまいました。

いままでDARSは、何度も買って食べたことがありますが、このフレーバーは初めて見ました。いまだけ限定なのでしょうか? ネットを検索するとコンビニ限定で、この秋から売り出されたみたいです。人気が上がればレギュラーになるのでしょうか?

食べた感想ですが、パッケージを開けた時は「これぞ、ホットケーキ」という匂いがして、ホットケーキ好きなら幸せな気持ちになること間違いありません。しかし、味の方は匂いほどホットケーキを感じさせてくれるものではありませんでした。少しだけホットケーキを感じるホワイトチョコ、という感じです。

さて、本の話題に戻ります。暮れも押し迫ったこの時季に中国の小説『安魂』を手に入れました。現代中国文学には疎いので、周大新という作家の名前は初めて聞きました。雑誌での邦訳は知りませんが、たぶん単行本としての邦訳は初めての作家ではないでしょうか。

神保町の岩波ホールで公開予定の映画「安魂」の原作なのですね。と言うよりも、同書の帯を見て初めて映画化される(された?)作品なのだと知りました。

岩波ホールですから、素敵な作品ですよね。予告編を見て、ちょっと感動ウルウル系の作品だろうとわかりますが、機会があれば見に行きたいです。ところで、出演者の中に北原里英の名前がありました。元AKB48ですね。グループ卒業後も着実に女優の仕事を続けているようで、時々こうして出演者のランに名前を見かけます。

なお、あまり他社の本の誤植をあげつらったりはしたくないのですが、本の帯には「北原理英」とありますが、彼女のサイト、同映画のサイトでは「北原里英」です。間違えやすいところですね。