罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

第二弾と言いますか…

本日の朝日新聞読書欄で、新刊『英語原典で読む現代経済学』が紹介されました。同書の目次を簡単にご紹介すると

第1章 E・H・カー/第2章 フリードリヒ・A・ハイエク/第3章 カール・ポランニー/第4章 シュンペーター/第5章 サムエルソン/第6章 フリードマン/第7章 ガルブレイス/第8章 知識人と社会主義/第9章 シュンペーターの民主主義論/第10章 ニュー・エコノミックスと古き良き時代/応用編 経済英文の読み方(1) サムエルソン=ノードハウス/応用編 経済英文の読み方(2) ハイルブローナー=ガルブレイス

という構成です。「現代」とは謳っていても、変化の激しい経済学の世界では「現代」も常に過去になっているのでしょうが……

記事中にもありますように、本書は既刊『英語原典で読む経済学史』の続編的な作品です。こちらの目次は

第1章 アダム・スミス/第2章 デイヴィッド・リカード/第3章 ジョン・スチュアート・ミル/第4章 限界革命/第5章 アルフレッド・マーシャル/第6章 ケインズ革命前夜/第7章 ケインズ

です。いずれもタイトルどおり、それぞれの経済学者の主要著作の原文を英日対訳で掲載しています。原文で味わいたい方、でも原書を読むのはちょっとしんどい、という方にお薦めです。