罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

生誕100年です

本日、8月18日はフランスの作家、アラン・ロブ=グリエの生誕100年です。

あたしの勤務先からは『反復』を刊行しております。他社からも、いくつか翻訳が出ていると思いますが、どれくらいが現在も手に入るのでしょうか?

この『反復』は、サイトの内容紹介によりますと

ベルリンへと向かう列車、窓から殺人現場の見えるホテル、SMプレイに魅せられた少女のいる人形店……華麗なる迷宮を、秘密の使命を帯びた〈私〉がさまよう5日間。没後10年記念復刊、著者渾身の最高傑作。ヌーヴォー・ロマンの到達点。

とあります。ヌーヴォー・ロマンというのもかつてはよく聞いた単語ですね。あたしですら、どんな意味、内容なのか知りもしないくせに「ヌーヴォー・ロマン」という言葉だけは聞いたことがあるくらいですから。