罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

お正月はお節ではなく……

本日午後、こんなものが届きました。 浅草今半のすき焼きセットです。お正月用です。 このダイアリーにしばしば書いていますように、あたしの家はお節料理とか、あまり正月らしいことはしません。お節っぽいものは用意しますが、世間様が言うようなお節料理は作りません。あまり好きでないというのもありますが、あたしが元旦も朝からいつもどおりに起きてトーストを食べるような生活を二十数年、否、三十年近く送ってきているからかも知れません。 それでも、お雑煮は好きなので、お雑煮は食べます。あと、卵焼きも好きなので、それも買っておきます。ただし伊達巻きはそれほど好きではないので、伊達巻きはなくても構いません。そんなお正月です。

まあ、ここ数年は妹家族がやって来ていることも多いので、なんとなくお正月っぽい料理も用意していましたが、今年はコロナで母と二人だけの正月ですから、お節はほぼ完全にスルーです。そんな中、今半のすき焼きを取り寄せてみました。 事の経緯を説明しますと、あたしの勤務先は全社員が給料天引きで会費を徴収されている親睦会がありまして、集まったお金で社員の慶弔などのお金を出したり、イベントを企画したりといった福利厚生を行なっています。ちょっとお高いレストランで食事をするなどというのもよくあるイベントの一つですが、今年はコロナでそれどころではありません。 というわけで、今年は少し前にお節料理の斡旋という企画が立ち上がり、百貨店のお節のカタログが社員に配布され、そこから各自自由に予算内で料理を選んでよい、ということになったのです。もちろんお節を頼んだ人もいるでしょうけど、あたしの場合はお節よりもこっちの方がいいや、と判断してすき焼きを頼みました。

でも、一人当たりの予算にはまだ余裕があるので、更に追加で比内地鶏のきりたんぽ鍋のセットも頼みました。写真のように、野菜も、だし汁ももちろんきりたんぽや比内鶏も入っています。あとは鍋さえあればオーケーというセット内容です。 これを正月明けに母といただくつもりです。今から楽しみです。ちなみに、上述のすき焼きも肉だけではなく、野菜や牛脂、割り下にすき焼きのタレなどがセットになっていますので、こちらも鍋さえあればオーケーです。 さて、どちらを先にいただきましょうか?

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