罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

書道セットなどなど@乃木のの

毎週日曜日午後6時からのラジオ《乃木坂46の「の」》、本日のゲストは二期生の鈴木絢音ちゃんでした。MCはもちろん筒井あやめちゃんです。

それはともかく、本日の放送の中で諸学校の書道セットの話が出て来ました。なんでも、男子はドラゴン(書道ですからドラゴンと言うよりは竜でしょう)の柄の書道セットをみんなが使っていた、というエピソードです。ちなみに女子はクローバーとかリボンとか何種類かあったようです。たぶん男子にも何種類かデザイン(柄)はあったのでしょうけど、ほぼ全員ドラゴンを選んでいたようです。

それはともかく、この放送を聞いていて「あたしの時代にはそんなデザインなんてなかったようなあ」と思いました。記憶が正しければ、男子は黒、女子は赤で無地のものだったように思います。せいぜい函の表に「書道セット」か「書道用品」といった文字が書かれていたくらいだと思います。最近は、書道セットも華やかになったものですね。

そして更に思い出したのは、書道セット以外にも、家庭科の裁縫セット、算数の道具一式が入ったセットなどです。こういうものは何の疑問もなく、学校から言われるままに購入していたものです。最近はどうなのでしょうかね? 各自で買ってきて用意しているのか、それとも学校が指定しているのでしょうか?

ちなみに、辞典も学校指定と言いますか、先生お薦めの銘柄がありましたが、英和辞典にしろ漢和辞典にしろ国語辞典にしろ、あたしは学校指定のものは買いませんでした。必ず違う出版社のものを選ぶようにしていました。

なぜか?

辞典、辞書というのはいくつか引き比べ、解釈の違いや例文の違いを見比べて、そこから様々なことを学ぶものです。全員が同じ辞書を使ったのでは解釈の幅が広がりません。なので、小学校は記憶にありませんが、中学以降は学校指定のものとは異なるものを買うようにしていました。

授業で単語を調べるときも、学校指定の辞典の解釈が知りたければ隣の級友に見せてもらえばいいわけで、自分はそれとは異なる解釈や違う語釈を見つけては喜んでいるような児童でした。やはり、辞書っていろいろ引かないとダメですよね。それは学校の先生に教えてもらった知恵です。だから、あたしが級友と違う辞書を使っていても先生は注意もせずにいてくれたのだと思います。

「乃木のの」のゲスト、鈴木絢音ちゃんは辞書が大好きなメンバーとしても有名なので、ついついそんなことを思い出した次第です。