罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

今日の配本

今日の配本(24/03/29)

別れを告げない ハン・ガン 著/斎藤真理子 訳 済州島4.3事件を背景に、いま生きる力を取り戻そうとする女性の友人同士の再生の物語。待望の最新長篇。韓国で発売後1か月で10万部突破! 名前が語るお菓子の歴史 [新装版] ニナ・バルビエ、エマニュエル・…

今日の配本(24/03/28)

フランス知と戦後日本 対比思想史の試み 宇野重規、伊達聖伸、髙山裕二 編 なぜ読まれたのか?フランス文学に革命史研究、戦後知識人の輝き、そして68年の記憶。戦後をフランス知というレンズで捉え直す。 「喜劇」の誕生 評伝・曾我廼家五郎 日比野啓 著 松…

今日の配本(24/03/27)

義とされた罪人の手記と告白 ジェイムズ・ホッグ 著/高橋和久 訳 17世紀末のスコットランド、地方領主コルウァンの二人の息子は、両親の不和により別々に育てられた。明朗快活で誰にでも愛される兄ジョージと、厳格な信仰をもつ母親のもとで陰鬱な宗教的狂…

今日の配本(24/03/26)

昭和登山への道案内 ベストセラー「日本登山大系」を旅する 白水社編集部 編 近代登山の輝きと同志的連帯の記憶……昭和後期の山を覆う観光化、ゲレンデ化に抗して編まれた「日本登山大系」入門。

今日の配本(24/03/19)

カフカふかふか とっておきの名場面集 下薗りさ、木田綾子 編 魅力的なキャラがいっぱい登場し、出だしも面白い。描かれる世界は謎だらけ。そんなカフカ作品のふかふかエッセンスがこの一冊に。

今日の配本(24/03/14)

新版 英語原典で読む経済学史 根井雅弘 著 根井ゼミへようこそ! アダム・スミスからケインズまで、英語原典に直に触れながら経済学の歴史を学ぶ、経済学史講義!

今日の配本(24/03/01)

手はポケットのなか コーダとして生きること ヴェロニク・プーラン 著/志村響 訳 きこえない親のもとに生まれた、きこえる子どもChildren Of Deaf Adults、略してCODA(コーダ)。時として、手話と音声言語のバイリンガルとなること、幼くして親の通訳者の…

今日の配本(24/02/29)

房思琪の初恋の楽園 林奕含 著/泉京鹿 訳 高級マンションに住む13歳の文学好きな美少女・房思琪は、憧れの国語教師から性的虐待を受ける関係に陥り…。台湾の実話に基づく衝撃作。解説:小川たまか。 スターリングラード(上) ワシーリー・グロスマン 著/…

今日の配本(24/02/27)

グローバリスト 帝国の終焉とネオリベラリズムの誕生 クィン・スロボディアン 著/原田太津男、尹春志 訳 本書は、1920年代から現在に至るまで百年にわたる国際政治経済史を背景に据えながら、この40年、散々語り尽くされてきたように思われるネオリベラリズ…

今日の配本(24/02/26)

フランス教育システムの歴史 ヴァンサン・トゥロジェ、ジャン=クロード・リュアノ=ボルバラン 著/越水雄二 訳 フランスでは平均して15年間、学校教育を受ける。子どもから青年期までの人間形成に重要な時期を、家庭や教会や労働の場から、学校という専門…

今日の配本(24/02/22)

中国語文法〈補語〉集中講義 洪潔清 著 中国語学習者にとって最大の難関ともいえる〈補語〉。その難関を乗り越えるために、1冊まるごと補語に特化した参考書を作りました。全12章のうち前半は初級レベル(HSK3級・中検4級程度)、後半は中上級レベル(HSK4~…

今日の配本(24/02/16)

恐るべき緑 ベンハミン・ラバトゥッツ 著/松本健二 訳 世界33か国で刊行、オランダ生まれのチリの新鋭による、科学史に着想を得た斬新なフィクション。科学のなかに詩を見出し、宇宙の背後にある論理や数式が、天才たちの前におのずと姿を現わすかのような…

今日の配本(24/01/31)

文画双絶 畸人水島爾保布の生涯 前田恭二 著 明治・大正・昭和にわたり、文学・美術の分野に大きな足跡を残しながら忘却の彼方に消し去られた畸人の魅力を、十年の歳月をかけて調べ上げ、執念と使命感を深くして掘り起こしたのが本書である。 内なる亡命日記…

今日の配本(24/01/29)

ニューエクスプレスプラス ウズベク語 日髙晋介 著 中央アジア最大の人口を有し、近年はビジネス面でも注目のウズベキスタン。首都タシケントや青の都サマルカンドなどの魅力あふれる都市は、古来からシルクロードの要衝として栄え、様々な言語が行き交って…

今日の配本(24/01/26)

日本に導かれた運命 隣に住む、隣で働く外国人との真の多文化共生をめざして よぎ(プラニク・ヨゲンドラ) 著 インド出身の元江戸川区議で、茨城県立土浦第一高等学校・附属中学校校長を務めるプラニク・ヨゲンドラ(通称よぎ)氏が書き下ろした待望の自伝…

今日の配本(24/01/25)

テーマで学ぶノルウェー語 読む・聞く・書くの総合レッスン 青木順子 著 ノルウェー語を学びながら、ノルウェーの社会、文化、歴史、国民性など多面的に触れ、理解してもらうために18のテーマを各課で学べるようにしました。各課はノルウェー語テキストと日…

今日の配本(24/01/18)

清朝滅亡 戦争・動乱・革命の中国近代史一八九四―一九一二 杉山祐之 著 日清戦争から宣統帝退位に至るまで、個性豊かな主役・脇役の人物像に焦点を当て、激動の時代を生き生きと再現した壮大なドラマ。

今日の配本(23/12/25)

中級フランス語 あらわす文法[新装版] 東郷雄二 著 無味乾燥に見える文法の中には、実はコトバの働きを支える「しくみ」が潜んでいます。その「しくみ」を掘り起こし、意識することで、フランス語らしい表現ができるようになります。 中級フランス語 つた…

今日の配本(23/12/22)

だれか、来る ヨン・フォッセ 著/河合純枝 訳 2023年ノーベル文学賞を受賞した、ノルウェーを代表する劇作家の代表作「だれか、来る」とエッセイ「魚の大きな目」を収録。邦訳の単行本は初となる。巻末の訳者による解説では、文学的出発点になった出来事、…

今日の配本(23/12/21)

王の逃亡 フランス革命を変えた夏 ティモシー・タケット 著/松浦義弘、正岡和恵 訳 憲法がほぼ完成しようとしていたこの重要な時期に、立憲制の要である君主が、革命支持の厳粛な誓いを破り、パリから逃れた――その衝撃は凄まじかった。感情の巨大な波が国中…

今日の配本(23/12/15)

中世の写本の隠れた作り手たち ヘンリー八世から女世捨て人まで メアリー・ウェルズリー 著/田野崎アンドレーア嵐 監修/和爾桃子 訳 テクストの作者から埋もれた本の発見者まで、中世の写本文化を支えてきた有名無名の男女の人生と作品を、カラー口絵とと…

今日の配本(23/12/14)

対訳 ドイツ語で読む「魔の山」 小黒康正 著 トーマス・マンが主人公カストルプの7年間に及ぶ結核療養所での滞在を描く。本書は原語でこの山に挑むための登山ガイド。 時代の行動者たち 香港デモ2019 李立峯 編/ふるまいよしこ、大久保健 訳 「指揮組織な…

今日の配本(23/12/11)

魔の聖堂 ピーター・アクロイド 著/矢野浩三郎 訳 18世紀ロンドンで建設中の七つの教会に異端建築家が仕掛けた企みと現代の少年連続殺人の謎。過去と現在が交錯する都市迷宮小説。

今日の配本(23/12/08)

マチルド・ローランの調香術 香水を感じるための13章 マチルド・ローラン 著/関口涼子 訳 カルティエの社内調香師が、あなたの感性を磨く! みずみずしい記憶をよみがえらせる、全13章からなる「香りを感じるための哲学」。

今日の配本(23/11/30)

ロシア 奪われた未来 ソ連崩壊後の四半世紀を生きる マーシャ・ゲッセン 著/三浦元博、飯島一孝 訳 一九八〇年代初めから半ばに生まれ、プーチン支配の世界で成人した男女四人の多難な人生と家族の物語を紡ぐ、渾身のノンフィクション。 第三の波 二〇世紀…

今日の配本(23/11/27)

脱成長がもたらす働き方の変革 セルジュ・ラトゥーシュ 著/中野佳裕 訳 より多く稼ぎ、万人が働き、より良く生活するために! 気候変動やパンデミックの時代の「働き方改革」を唱え、労働の在り方を問う。

今日の配本(23/11/24)

大仏ホテルの幽霊 カン・ファギル 著/小山内園子 訳 1950年代、朝鮮戦争の傷痕が残る西洋式「大仏ホテル」で幽霊に導かれるように4人の男女の人生が交錯する。韓国社会の“恨”を描くゴシックスリラー。

今日の配本(23/11/14)

地図で読む戦争の時代[増補新版] 描かれた日本、描かれなかった日本 今尾恵介 著 軍用地や軍用鉄道は戦後どのような変遷を遂げたのか。また、日本の支配下にあった朝鮮や台湾、満洲国の地図はいかに描かれていたのか。地図から日本の歩みが立体的に浮かび…

今日の配本(23/10/31)

ヴェトナム(上) 壮大な悲劇 1945-1975 マックス・ヘイスティングス 著/平賀秀明 訳 戦場で何があったのか、戦闘に至る歴史的背景と政治的思惑、その結果もたらされたものを冷徹な筆致で描いたノンフィクションの白眉。

今日の配本(23/10/27)

デリダのハイデガー講義を読む 亀井大輔、長坂真澄 編著/峰尾公也、加藤恵介、齋藤元紀、須藤訓任 著 『存在と時間』などハイデガーの哲学から、「脱構築」はどのように生まれたか? デリダによる読解の革新性を解明するガイドブック。 板ばさみのロシア人 …