罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

書評・紹介情報

東洋文庫の近くに……

こんどは朝日新聞の夕刊です。 街歩き連載のコーナーですが、そこに見覚えのある方が写真入りで載っていました。 青いカバの小国さんではないですか! 時々、あたしの勤務先にも顔を出してくれます。うちの書籍を贔屓にしてくれているようです。東洋文庫の近…

著者登場!

今朝の朝日新聞読書欄です。 先日刊行した『こちら、苦手レスキューQQQ!』の著者、小島ケイタニーラブさんが登場しています。 なにやらローソンの店員さんのようないでたちですが、これはこの書籍の衣装です。「書籍の衣装って何?」と思われた方も多い…

読書欄に大きく載っています

今朝の朝日新聞読書欄です。 トップに掲載の一番大きな書評は『トマス・ジェファソン(上)』『トマス・ジェファソン(下)』でした。評者は宇野重規さん。 今年は秋にアメリカ大統領選挙を控えていますので、今後もアメリカ大統領に関する書籍は増えてくる…

短篇集収録作品の一つです

今朝の朝日新聞です。「折々のことば」で韓国の作家ハン・ガンの作品が引用されていました。 しかし出典をよく見ると『明るくなる前に』ではなく「明るくなる前に」となっています。つまり書名ではないということです。ということは、短篇集や中編集など何編…

毎日見かけます

昨日の毎日新聞の夕刊です。 第一面にデカデカと手話通訳の記事が載っています。 政府や各自治体による連日の会見の場。記者会見をしている報道官や知事の隣、少し離れたところで手話通訳の方が同時通訳している映像を目にしている方も多いと思います。否、…

予告どおりに!

本日の朝日新聞読書欄です。 数日前にご案内したとおり、『俺の歯の話』が紹介されました。評者はいとうせいこうさん。 たぶん普段読んでいる海外文学とはちょっと違う、独特の味わいのある作品です。この機会に是非ご覧くださいませ。 本当なら、春休みのこ…

言葉から歴史へ

今朝の朝日新聞読書欄です。 『古代スラヴ語の世界史』が載っています。評者は出口治明さんです。 出口さんの評でもわかるように、本書は「スラヴ語」というタイトルではありますが、語学書の棚よりも人文書の棚で売れています。世界史(文化史や東ヨーロッ…

朝日新聞にUブックスが!

朝日新聞の夕刊です。 見覚えのある本の書影が載っていると思ったら、なんとUブックスの『ほとんど記憶のない女』でした。長島有里枝さんの紹介です。 紙幅の関係で書影が載っているのはそれだけですが、文章中では『ミラノ霧の風景』も紹介してくれていま…

こちらもよい動きなんです!

今朝の朝日新聞の社会面です。 新型コロナウイルスの流行を受け、新潮文庫の『ペスト』が売り上げを伸ばしているようです。「新型」と言うくらいですから、このウイルスに関する書籍は皆無でしょう。何かしら情報を得たいという人が買っているのでしょう。 …

ちょっとご紹介

昨日の朝日新聞夕刊です。 カラヴァッジョの「洗礼者聖ヨハネ」に関する記事が載っていました。 カラヴァッジョと言いますと、現在は品切れですが、『カラヴァッジョ 灼熱の生涯』という本を出していました。2000年の刊行物ですからもう20年も前になります。…

ネタがいっぱい?

『龍彦親王航海記 澁澤龍彦伝』が朝日新聞の読書欄に載りました。これで四つの全国紙すべてで紹介されたわけです。 今回の評者は出口治明さん。個人的にはちょっと意外でした。歴史ものであれば、これまでもしばしばご紹介いただきましたが、文芸作品で出口…

3冊ではなく3点!

毎年年末の恒例、朝日新聞読書面の《今年の3冊》です。 あたし、これまで何気なく《今年の3冊》と読んでいましたが、紙面を確認すると《書評委員が選ぶ「今年の3点」》なんですね。失礼しました。 さて、居並ぶ書評委員の方の3点にあたしの勤務先の書籍…

評判がよいみたい

昨日の朝日新聞夕刊です。 渋谷で上演中の舞台「キレイ」が紹介されていました。 既に何度目かのリバイバル上演、そのたびにバージョンアップしているのですが、今回も更に磨きがかかっているようです。こうして毎回変わっていくから、以前の舞台を見た人も…

著者来日

今朝の朝日新聞読書欄です。台湾の人気作家、龍應台さんが登場しています。 先日来日され、トークイベントもありました。恐らく、その折りに取材したものでしょう。朝日新聞の記事やトークイベントは、新刊『永遠の時の流れに 母・美君への手紙』に合わせた…

このタイミングで!

朝日新聞に大きくゴルバチョフのインタビュー記事が載っていました。ゴルバチョフと聞いても、若い方はピンと来ないかもしれませんね。あたしくらいの世代ですと、停滞するソ連をなんとか蘇らせようとした改革者というイメージがあります。 となると、記事と…

間接的に紹介されている?

昨日の朝日新聞夕刊です。 今年の演劇会を回顧する記事が載っていました。そう言えば、今年の漢字も発表されましたが、もうそんな季節、年の暮れが迫っているのですね。 さてこの中で三人中二人が「プラータナー」を挙げています。これってタイと岡田利規さ…

また行ってみたいなあ~

本日の朝日新聞夕刊です。 八戸ブックセンターが紹介されています。 ここは本屋のような本屋でないような、ちょっと変わった、独特なお店です。数年前の人文会の研修旅行で行ったことがあります。八戸市が本に対する取り組みに力を入れているからこそ、こう…

日本経済新聞で『房思琪の初恋の楽園』が紹介されました

昨日の日経の読書欄です。 『房思琪の初恋の楽園』が紹介されました。 少し前の、李琴峰さんの評もそうですが、本書は紹介するのが難しい小説だと思います。「おもしろい」と言ってしまうと、この切なく苦しい、そしてあまりにも忌まわしい作品世界を茶化し…

文学が凶器に、楽園が地獄に

少し前になりますが、大手全国紙ではなく、各地の地方紙に李琴峰さんによる『房思琪の初恋の楽園』の紹介記事が掲載されました。李さんは刊行時のイベントにも登壇してくださいましたので、通信社が依頼をしたのではないかと思われます。 房思琪の初恋の楽園…

隣国の素顔を知る

今日の朝日新聞夕刊です。 夕刊なので関東ローカルの記事だと思いますが、とても嬉しい記事です。アカデミアくまざわ書店橋本店で開催中の韓国文学フェアの記事です。 「「嫌韓本」が多くの書店の店頭に並ぶ今だからこそ、隣国の素顔を知ることのできる本に…

朝日新聞から……

数日前の朝日新聞の「声」欄です。若い方の投書です。 本が好きなんですね。長い通学時間、スマホをいじっている人が多い中、この方は熱心に本を読んでいるそうです。これは嬉しいエピソードです。 電子書籍でもよいとは書いていますが、それでもやはりペー…

台湾社会の暗部を描いている?

台湾新聞の271号で『房思琪の初恋の楽園』が紹介されました。 まあ、本書は台湾の小説の邦訳なので、台湾新聞で紹介されるのは当たり前と言えば当たり前。ただ今後の日本で台湾作品の紹介が増えてくれば、必ず紹介してもらえるとは限りませんね。台湾作品の…

朝刊の一面に!

今朝の朝日新聞、お気づきになりましたでしょうか? 一面の「折々のことば」に『エセー』第3巻が取り上げられていました。もちろん宮下志朗訳の『エセー』です。 この機会に全巻読んでみるのは如何でしょう?

カフカの『変身』

今朝の朝日新聞読書欄です。 冒頭の特集は先日お亡くなりになった池内紀さんでした。 数多ある著訳書の中から書影が載っていたのは3点。その中にカフカの『変身』がありました。もちろん白水Uブックス版です。シェイクスピアが引かれるときにしばしばUブ…

まさにグッドタイミング!

今朝の朝日新聞に、大きくバウハウスの記事が載っていました。 記事にもあるように、今年はバウハウスの創立百周年で、母国ドイツでもさまざまな催しが行なわれているようですが、日本でも全国各地で展覧会や記念のイベントが行なわれています。 既に春先か…

ラグビーとベケット

昨日の朝日新聞の天声人語です。 いま盛り上がっているラグビーの話題に絡めて、サミュエル・ベケットが登場していました。不勉強なことに、あたし、ベケットがラグビー好きだなんて、まるで知りませんでした。 そしてベケットと言えば挨拶代わりの『ゴドー…

この本のことです!

今朝の朝日新聞の天声人語です。 中国のSF小説について書かれていますが、『三体』はともかくとして、もう一点、ハオ・ジンファンの短篇集が取り上げられています。 天声人語ではきちんとしたタイトルが上がっていませんが、『郝景芳短篇集』のことです。…

13.5万か、14万か?

朝日新聞土曜日の別刷beの紙面で大きく韓国文学の特集が組まれていました。現在の書店、文芸書コーナーでの韓国文学の隆盛を見れば記事になるのももっともだと思います。 ひところは『82年生まれ、キム・ジヨン』に代表されるような、韓国文学と言えばフェ…

モンスーン(季節風)から台風へ?

昨日の朝日新聞夕刊に『モンスーン』の著者、ピョン・ヘヨンさんのインタビュー記事が載りました。先日の読売新聞にも載っていましたので、立て続けの登場です。 この『モンスーン』は、このところ紹介されてきたフェミニズム系の韓国小説とは一線を画し、日…

新聞で気になるのは記事だけとは限りません

朝日新聞の眺めていたら、こんな大きな広告が載っていました。 ミネルヴァ書房の広告です。一面全面広告というのは大手出版社で時々見かけますが、見開きでの広告とは滅多にお目にかかれるものではありません。ミネルヴァ書房、すごいです。 あたしなど貧乏…