罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ガイブン手帳2022

毎年この時季になると本屋の店頭で見かける商品に『歴史手帳 2022年版』があります。これは吉川弘文館の商品ですが、似たようなものに『2022年版 山川歴史手帳』があります。どちらを選ぶかは個人の好みなのでしょう。 そして周囲を見回してみますと、『鉄道…

ベストアルバムの発売を前にして思うこと

もうすぐ、乃木坂46のベストアルバム「Time flies」が発売になります。 ベストアルバムですから、これまでの全シングル+αで構成されているようです。新譜も何曲かあるみたいですが、そのあたりは折り込み済みです。 あたしが気になるのはその歌唱メンバーで…

今日の配本(21/11/29)

破綻の戦略 私のアフガニスタン現代史 髙橋博史 著 本書は、大学卒業後、ダリー語修得のためカーブル大学に留学して以降、一貫してアフガニスタンに関わり続けてきた元大使によるメモワール的なドキュメントである。現地にどっぷり浸かり、体験し、長年にわ…

売れるものなのでしょうか?

わが家の書架の一部です。あたしがパソコンに向かっている椅子の背後にある書架です。たぶん高校の頃に購入したスライド式の書架です。これが二台並んでいます。 ご覧のように、所蔵しているのは中国史の本です。それも中国で発行されたものです。われわれ中…

スタートダッシュ!

実は刊行前から話題になっていました『とってもナチュラル ふだんのひとことフランス語』がようやく発売になりました。 で、アマゾンのフランス語学習書の「売れ筋ランキング」を見ましたら、ご覧のように堂々の第一位に輝いていました。この調子で、リアル…

関連書籍を少々ご紹介します、再び

昨日の朝日新聞の夕刊です。載っていなかった地域の方は、ゴメンナサイ。 「君が代」に関するものです。 かつて「君が代」が現行のものとは異なるものが存在したということは『初代「君が代」』という本のお陰で知っていましたが、それとはまた別のものなの…

一日遅れですが……

昨日、11月24日は哲学者、スピノザの誕生日だったそうです。 岩波文庫のツイッターにそうありました。『エチカ』と『知性改善論』の画像と共につぶやかれていました。 今日はスピノザの誕生日(1632年)。無神論的傾向のためユダヤ人共同体を破門、レンズ磨…

関連書籍を少々ご紹介します

今朝の朝日新聞に、新宿中村屋の記事が載っていました。もちろん中村屋のボースに関することです。 となると『中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義』は外すことのできない一冊でしょう。また家族のことであるならば『父ボース 追憶のなかの…

今日の配本(21/11/25)

とってもナチュラル ふだんのひとことフランス語 トリコロル・パリ 著 「もしフランスに暮らしていたら」きっと耳にすることが多いフレーズばかりを集めました。意外と簡単な単語の組み合わせで、毎日の挨拶はもちろん、返事のバリエーション、「めんどくさ…

焼き芋でもなく、スイートポテトでもなく……

帰宅時、近所のセブンイレブンに立ち寄ったら、こんなスイーツが置いてあったので、つい買ってしまいました。 「さつまいもプリン」と書いてあります。 さつまいものスイーツと言えば、この時季ならばまずは焼き芋でしょう、そしてスイートポテトなんかも美…

呪いなのか、それともただの殺人なのか?

WOWOWで放送された「真・鮫島事件」を視聴しました。武田玲奈って久しぶりに見ましたし、小西桜子も出ていたのですね。 それはともかく、オンラインで友人同士が集まって楽しく会話をしているはずが、一人殺され、二人殺されと、次々に襲われていくストーリ…

レタッチソフトの使い方がわからない……

黄葉がきれいな、わが家の近所のイチョウ。 少し前にもご紹介しましたが、その時はまだ黄葉していない株がありましたが、ずいぶんと黄葉が進みました。ほぼ真っ黄色です。 わが家にいながらにして、ちょっとした神宮外苑気分です。 ただ、もうちょっと青空が…

悪霊路線で行くのか、行かないのか?

ドラマ「言霊荘」が徐々に佳境のようですが…… このドラマ、今のところは、主人公たちの住むアパートに取り憑いている悪霊が住人に祟っている、という展開です。主人公、なーちゃん演じる言葉が引っ越してきてからおかしなことが起こるのは、管理人室のドアを…

10周年だから……

昨日と今日、乃木坂46が東京ドームでコンサートをやっていますね。日向坂46のメンバーも何名からは見に行っていたみたいです。 そして、今宵のコンサートの最後に高山一実の卒業セレモニーが行なわれるそうです。まいやんの卒業コンサートがドームで出来なく…

ドラマ「アンラッキーガール」を見ていて思い出したこと

今期は日テレ系のドラマ「アンラッキーガール」を見ています。 「を見ています」ではなく「も見ています」の方が正確ですね。録画して見ているのは(放送時間には起きていないので)、先のダイアリーに書いた「じゃない方の彼女」と「言霊荘」、そしてこの「…

ますます主人公のおかしさがパワーアップしている気がします

なんだかんだとバタバタしていて、今週の「じゃない方の彼女」をようやく視聴しました。 ネットを見ますと、やはり主人公・濱田岳の行動に理解できない、共感できない方が一定数いるようです。前にも書きましたが、不倫はダメ、妻や娘を裏切ってはいけないと…

近刊情報(21/11/19)

本日、見本出しです。(11月29日配本予定)

中華圏も頑張っている!

書店でこんな小冊子が配布されていました。 表紙からわかるように台湾の書籍の紹介冊子です。台湾文化センターが製作したもののようです。 世は挙げて韓国文学のブームだと盛り上がっていますが、実は中国関係の翻訳も最近はじわじわと増えています。 もちろ…

これらは類書と呼べるのでしょうか?

このところ、書店の店頭でちょいちょい見かける本に『ケアの倫理とエンパワメント』があります。 自己と他者の関係性としての〈ケア〉とは何か。強さと弱さ、理性と共感、自立する自己と依存する自己……、二項対立ではなく、そのあいだに見出しうるもの。ヴァ…

近刊情報(21/11/17)

本日、見本出しです。(11月25日配本予定)

Cコードは気にするものなのでしょうか?

『ヒュパティア 後期ローマ帝国の女性知識人』が配本になりました。既に書店店頭に並び始めていることと思います。 ところで、この本は書店ではどこに並んでいるでしょう? 哲学思想の棚でしょうか? それとも歴史の棚でしょうか? 一つの鍵となるのが書籍に…

今日の配本(21/11/15)

ニューエクスプレス・スペシャル 日本語の隣人たち Ⅰ+Ⅱ[合本] 中川裕 監修/小野智香子 編 通常のニューエクスプレスプラス・シリーズとは異なり、東アジアの端に位置する日本列島を取り巻く16の言語をそれぞれ「言語の概要+3章の会話と文法解説」という…

こんどはBluetoothが……

先日、自宅のブルーレイレコーダーの調子がおかしくなったと書きました。 そちらは結局何の解決もしていないのですが、こんどは自宅PCでトラブル発生です。 昨年、勤務先がリモートワークを導入するようになってから、自宅のPCでエクセルに数字を入力するこ…

70歳が多すぎます?

今朝の朝日新聞読書欄の情報フォルダーです。文庫クセジュ創刊70周年の記事が載っていました。 今年は文庫クセジュ創刊70周年にあたります。ちなみにフランスにおける原書クセジュの刊行は1941年だそうです。 ところで、今年は『ライ麦畑でつかまえて』の原…

似て非なるもの

あたしの勤務先の、売れ行き良好な語学参考書の一つに『今日からはじめる台湾華語』というのがあります。中国語の語学書はカラフルで安いものがたくさんある中、本書は決して安いものではありません。しかし、売れているのです。 ところが、最近書店の店頭で…

今日の配本(21/11/12)

外国語の水曜日再入門 黒田龍之助 著 外国語は楽しい。水曜日の夕方、著者の研究室に学生がだんだんと集まりはじめる。そこでは誰もが外国語の学習をしている。発音練習をするユーラ、辞書を引くサーシャ、新たな文字を嬉しそうに書くスラーヴァ、練習問題を…

追悼、哀悼、惜別

瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。来年は100歳だと、ご自身も楽しみにされていたことと思いますが、残念です。 実はあたしの勤務先では、寂聴さんの評伝を出しているんですよね。 まずは『寂聴伝 良夜玲瓏』です。寂聴さんの信頼厚い齋藤愼爾さんが、まだお…

第8回年末年始は本の街 神田神保町で人文書

昨日の朝、開店前の店内で設営を終え、今年も無事にスタートしました。 何がって? 三省堂書店神保町本店の恒例フェア、「第8回年末年始は本の街 神田神保町で人文書」です。年の瀬が近づくとこのフェアが恋しくなる本好きの方も大勢いらっしゃるのではない…

たまらんぜ!

寺田蘭世の写真集『なぜ、忘れられないんだろう?』、落手です。 寺田蘭世と言っても、ほとんどの人は「誰のこと?」という感じなのでしょう。寺田蘭世は乃木坂46の二期生です。来月12日で卒業を発表していますので、これは卒業記念の写真集ですね。 通常版…

狂い咲き?

わが家の近所の団地の敷地内に咲いているイチョウです。 左から緑、黄色、黄緑と見事な(?)グラデーションです。この右にもう一本、やはり少し黄色がかった株がスックと立っています。 なぜ一本おきに色が異なるのか、よくわかりません。四本とも雄株のは…