罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

10周年だから……

昨日と今日、乃木坂46が東京ドームでコンサートをやっていますね。日向坂46のメンバーも何名からは見に行っていたみたいです。

そして、今宵のコンサートの最後に高山一実の卒業セレモニーが行なわれるそうです。まいやんの卒業コンサートがドームで出来なくなり、かずみんのセレモニーがドームで出来るなんて、なんとも皮肉なものです。そう言えば、まりかとひめたんの最後もドームでしたね。特にセレモニーのようなものはなかったですが、最後の最後の「きっかけ」は二人を送り出すための楽曲だったように感じられましたね。特別なセレモニーを行なうよりもはるかに感動的だったと思います。

それはともかく、昨日のコンサートで、来年のバースデーライブ、乃木坂46の10周年になるわけですが、それが日産スタジアムで5月に二日間行なわれることが発表されたようです。本来のバスラは2月ですが、どうして5月なのでしょう? またこの冬にコロナの第何波かが来て、2月だととても有観客ライブだという雰囲気にはなっているかもしれない可能性を考慮したのでしょうか? 確かに5月なら、コロナも落ち着いている可能性が高いでしょうし、そもそも野外ですから感染リスクも低くなるでしょう。野外という会場を選んだ時点で2月は寒すぎるから暖かい季節に、ということになったのではないでしょうか?

その10周年バスラですが、ネットでは卒業生、つまりOBも参加して欲しいという声も大きいようです。確かに10周年という節目ですから、OBがゲストに来るというのは考えられなくもないです。

ただ、個人的には、あたしはOBの参加は反対です。もちろんOBが観客席にいるというのは胸熱な光景ですが、ステージに上がるというのはどうなのでしょう? ちょっと違うのではないか、という気がします。

それに、そういう声を発している人の多くは、本音を言えば、なーちゃん、まいやん、ななみんの三人が中心に鎮座している乃木坂46を見たいだけなのではないかと思います。たぶん、そんなステージ、ファン以上に三期生、四期生が見たいと思っているのではないでしょうか。あたしだって見たいですが、それは言っても詮無いことだとわかっています。10周年の節目に、いまの乃木坂はこうなんです、という姿をいまのメンバーが堂々と見せればよいのではないかと思います。