罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の配本(20/01/31)

トマス・ジェファソン(上) 権力の技法 ジョン・ミーチャム 著/森本奈理 訳 アメリカ独立宣言を起草し、第三代大統領として民主主義の原理を作り、「建国の父」と称されるジェファソンの本格的な伝記。図版多数。 ポリー氏の人生 エクス・リブリス・クラシ…

京都のバスの件

年に数回京都に来ます。市内の書店や大学生協を訪問するためですが、移動手段はもっぱらバスになります。 路線についてはずいぶんと頭に入ってきましたが、混雑状況は年々ひどくなっているような気もします。もちろん地区によっては混雑していない路線もあり…

今日の配本(20/01/29)

ベスト・オブ・イヨネスコ 授業/犀[新装版] ウージェーヌ・イヨネスコ 著/安堂信也、木村光一 他訳 ベケットとともに不条理演劇の双璧をなすイヨネスコの、コミカルでグロテスクな名作集。[収録作品]『禿の女歌手』(諏訪正訳)/『授業』(安堂信也・…

在庫切れ?

昨日の大阪でのことです。 とある書店の人文書売り場で担当の方と話をしていると男性のお客様が寄ってきて「文庫で王維の詩を読みたいんだけど」とおっしゃいます。人文書売り場の一角にある漢文などの棚をひとしきり自身で探して見つけられなかったようです…

今日の配本(20/01/27)

ハルマゲドン 人類と核(下) ロドリク・ブレースウェート 著/平賀秀明 訳 広島・長崎から、冷戦、軍事、兵器開発、諜報、地政学、原発まで、「核」をめぐるあらゆる論点を、英国の元外交官・現代史家が詳述。

今日は命日です

昨日の朝日新聞夕刊の一面「素粒子」欄です。 昨日の記事で「あす」と書いてあるので、つまりは今日のことですが、今日1月26日は作家・藤沢周平の命日になります。1997(平成9)年に亡くなっているので、今年で23年になるのですね。約四半世紀です。もうそん…

本に関する小さな記事

朝日新聞の朝刊にこんな記事が載っていました。 業界全体で久々に販売金額がプラスに転じたようです。出版業界で「プラス」なんて言葉を聞いたり目にしたりするのは本当に久しぶりのことです。なにせずーっと右肩下がりの業界ですので。 とはいえ、電子書籍…

カイロの持続時間

たぶん、「ホカロン」という商品名が有名なので、どれもそう呼ばれていそうなカイロの数々。小さいのとか大きめの、靴に入れるものとか、貼れるものとか、一番最初に発売されたころに比べると格段に進化したと思います。 その進化の中でも、恐らくメーカーが…

書店の可能性?

一昨日の朝日新聞に載っていた記事です。 福岡のジュンク堂書店でドジョウが飼育されているそうです、それもかなり貴重な。 イベントをきっかけに飼育が始まったようですが、こんなことってあるのですね。 書店が文具を扱ったり、喫茶コーナーを設けたりして…

併売をお薦めします!

タイトルが近しいので気になっていた中公新書の新刊『移民の経済学 雇用、経済成長から治安まで、日本は変わるか』が店頭に並び始めたのでパラパラと眺めてみました。 本書の内容は公式ウェブサイトによると すでに250万人の「移民」が暮らす日本。201…

北より南では?

朝日新聞に多摩モノレールの記事が載っていました。たぶん東京版限定の記事ではないかと思います、だって多摩モノレールですから。 多摩モノレールって上北台と多摩センターを結んでいて、途中の立川で中央線と、高幡不動で京王線と乗り換えができます。そし…

知りませんでしたが、今日はジャズの日なのだそうです

ネットを見ていて知りました。今日はジャズの日だそうです。ウィキペディアによると JAZZの"JA"が"January"(1月)の先頭2文字であり、"ZZ"が"22"に似ていることから。 とあります。うーん、もう少し何か記念になるようなことがあった日なのかと思いましたら、…

是非、一緒に並べてくださいませ

一か月のインターバルをおいて『ハルマゲドン 人類と核(下)』がまもなく刊行になります。たぶん、店頭には『ハルマゲドン 人類と核(上)』がまだ並んでいると思われます。 スペースに余裕のない書店では致し方ありませんが、もし面陳ができたり、平積みが…

突然の

訃報に驚きました。 太陽の肖像 posted with ヨメレバ 奈良原一高/勝井三雄 白水社 2016年04月24日 楽天ブックス Amazon 7net honto 紀伊國屋書店 図書館 とにもかくにもご冥福をお祈りいたします。

今日の配本(20/01/20)

旅に出る時ほほえみを ナターリヤ・ソコローワ 著/草鹿外吉 訳 地下探査の金属製怪獣17Pを発明した科学者に、独裁体制を確立し科学アカデミーを掌握した国家総統が与えた運命とは? 現代の寓話。 必携ポルトガル語文法総まとめ 市之瀬敦、パウロ・フェイト…

雪の降りだしそうな東京で……

パク・ミンギュの『短篇集ダブル サイドB』が深くしみます、特に最後の二編が。 それでも「アーチ」の方はストーリー展開も予想できる、ありがちと言っては申し訳ないけれど、そうこなくっちゃ、というエンディングです。とはいえ、ここまでずいぶんと執拗…

なんとなくシンクロしている?

昨年末の紅白歌合戦で、坂道3グループが「シンクロニシティ」を一緒に歌ったからでしょうか? 年明けに読んでいた本の内容がちょっとシンクロしていまして…… 新刊の『旅に出る時ほほえみを』ですが、とにかくあたしの期待以上によい作品でした。静かな哀し…

ネタがいっぱい?

『龍彦親王航海記 澁澤龍彦伝』が朝日新聞の読書欄に載りました。これで四つの全国紙すべてで紹介されたわけです。 今回の評者は出口治明さん。個人的にはちょっと意外でした。歴史ものであれば、これまでもしばしばご紹介いただきましたが、文芸作品で出口…

北京、プラハ、台北

先のダイアリーでプラハが北京との友好姉妹都市関係を解消し、新たに台北と友好姉妹都市の関係を結んだというニュース、それに対して中国が「一つの中国」の原則に反するものだと猛反発したというニュースを紹介しました。 プラハの市長が海賊党の党員だとい…

久しぶりにこの名称を見た気がします

今朝の朝日新聞です。 中国の人権問題に対する海外からの異議申し立てでしょうか? 習近平政権になってからますますひどくなっているとは、多くの証言が異口同音に伝えることですから今さら驚きませんが、いまさら驚きはしませんが、このように海外からの声…

今日の配本(20/01/15)

ニューエクスプレスプラス チベット語 星泉、ケルサン・タウワ 著 舞台は太陽輝く天空の都ラサ。書きことばとも近い関係にある中央チベットの話しことばを、文化とともに楽しく学びましょう。 ニューエクスプレスプラス ヒンディー語 町田和彦 著 多言語社会…

ついに第五刷

次回の朝日新聞読書欄で紹介することが決まった『龍彦親王航海記』が第五刷となります。 朝日に載るという予告を受け、第四刷の在庫が心許なくなってきています。在庫が薄くなっている書店の皆さま、早めの補充をお願いします。 なお朝日に載ると、読売・毎…

タイムリーにご案内?

11日に行なわれた台湾総統選挙で現職の蔡英文総統が再選を果たしました。 あたしの勤務先では、最初に総統に当選した時に『蔡英文 新時代の台湾へ』『蔡英文自伝』という本人自身による著作を刊行しています。 二期目となり内外の情勢も大きく変わっていると…

乃木坂46にスクールウォーズ的なものを感じるのはあたしだけでしょうか?

乃木坂46のまいやんの卒業が発表され、なんとなく「もう乃木坂46も落ち目、オワコン」といった声も聞かれます。確かに、売り上げとか諸々の数値を見るとピークには達したのかな、という気もします。 こういう言い方をすると「女性蔑視」「セクハラ」と訴えら…

いつのまにか、ここにいる

ようやく『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』を視聴。とりあえずは「DISC1 本編」を鑑賞しました。 基本的には、なーちゃんの卒業と四期生の加入という乃木坂46の大きな転機を追ったものだと思います。ですから、その割りを食ったのが二期…

本日はこれ推し!

今日は台湾の総統選挙です。選挙結果はほぼ予想がついているようですが…… ですので、この二冊、『蔡英文 新時代の台湾へ』と『蔡英文自伝 台湾初の女性総統が歩んだ道』を今日だけは面陳にしていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。 ところで、同…

レバノンと言えば……

日本から逃亡したカルロス・ゴーンの件でにわかに脚光を浴びているレバノン。どこにある国か、すぐに白地図上で指し示せる日本人はどれくらいいるのでしょう? はい、中東の一国です。中東問題というとイランやイラク、それにシリアやイスラエルがすぐに名前…

本日映画公開です

人気ドラマ「ダウントン・アビー」が映画化され、本日からロードショーが始まりました。 このドラマにしろ映画にしろ、特に原作本があるわけではないようです。しかし、このドラマがNHKで放映されるたびに売上を伸ばしている書籍があります。それが『おだま…

第3刷です

刊行当初から売れ行き好調でした『東ドイツ史1945-1990』が二度目の増刷、第3刷です。 刊行直後に重版になりましたが、特に書評などの紹介があったわけでもないのに順調に売れ行きを伸ばし、年が明けて毎日新聞で佐藤優さんが紹介してくださり、少なくなっ…

こんどはネコ&ネコ

本日のいでたちです。 仕事始めの日に、ねずみ年にもかかわらず「イヌ&イヌ」にいでたちで、なおかつ別にあたしの干支は戌年でもないので、世間様の顰蹙を軽~く買ったというのに、こんどはそのネズミを喰らうネコとは…… とはいえ、このネクタイは既に何年…