罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の配本(19/01/31)

フクロウの家 トニー・エンジェル 著/伊達淳 訳 画家、彫刻家として名高い著者による、フクロウと共に生き、触れ合った日々の記録。緻密な観察に基づく美しい挿画を約100点収録。

関西ツアー中日です。「中日」は「ちゅうにち」ではなく、「なかび」と読んでください。

月曜からの関西ツアーも今日で三日間終了。金曜日に帰京ですので、半分終わったというところです。 前回のツアーは、ブックエキスポがあった時に合わせてだったので11月の上旬でした。まだ3か月は経っていないので、お久しぶりというよりは、まだ来たばっか…

「知不足」とは「足らざるを知る」ということですが、今日のあたしは「知、足らず」と読んで、自分の知識のなさを嘆きたい心情なのであります

筑摩書房の『82年生まれ、キム・ジヨン』が売れていて、来月にはあたしの勤務先から『ヒョンナムオッパへ』という新刊も出すので、このところにわかに韓国のフェミニズム作品の紹介が続いています。 亜紀書房の『娘について』もレズビアンの娘を持つ母親の悩…

そんなときこそポケトーク?

梅田に来ています。夕方、ちょっと雨に降られました。 仕事の話はおくとして、梅田にあるヨドバシカメラの前で、たぶん外国からの観光客でしょうね、スマホを見せて道を聞いている人たちを見かけました。相手をしているのはヨドバシカメラの若い女性スタッフ…

今日の配本(19/01/28)

社会のなかのコモンズ 公共性を超えて 待鳥聡史、宇野重規 編 1990年代流行った「公共性」論を振り返り、2020年代以降における「公私」概念を〈コモンズ〉から展望した実験的論集。

ソ連の次は中国と?

朝日新聞の一面に載っていた記事「米中争覇宇宙」。 かつての米ソ冷戦の再現を見ているような気がします。 もちろん、当時の米ソに比べ、現在の米中は相互の依存度が比べものになりませんから、そう簡単に戦争という事態にはならないと思いますが、その分、…

猛禽出版社

来週末配本予定の新刊『フクロウの家』と、関連書籍を並べてみました。 左から『フクロウ その歴史・文化・生態』『ハヤブサ その歴史・文化・生態』『オはオオタカのオ』です。『フクロウ』が現在品切れですが、来月下旬に「新装版」となって復活しますので…

誰にも理解されなくても構いません

左は乃木坂46の高山一実の『トラペジウム』、右は韓国の作家チョ・ナムジュの『82年生まれ、キム・ジヨン』です。 売れている本はどことなく似ている、と思うのはあたしだけでしょうか? きっとあたしだけでしょうね。 誰にも理解されなくてもいいです。あた…

インタビューが載っています

今朝の朝日新聞の読書欄です。 先日刊行された『作家の運 デイヴィッド・ロッジ自伝』の著者、デイヴィッド・ロッジのインタビュー記事です。 写真も載っていますが、インタビュー時の写真ですよね? だとすると、年齢よりも若く見えるのはあたしだけでしょ…

3刷目です

先日、日本経済新聞で紹介していただいた『共通語の世界史』が更に重版となりました。 やや値段の高い本ではあるものの、刊行直後から動きがよく早々に重版となりましたが、その重版も順調に出荷され、書評によって勢いが増し、足りなくなってしまったという…

祝、受賞、ということで……

漫画家の高橋留美子さんが、フランスで開かれている第46回アングレーム国際漫画祭でグランプリを取ったそうです。 フランスでマンガ? と驚かれた方もいらっしゃるかと思いますが、このところ日本でもフランスのマンガについては取り上げられることが増えて…

いよいよ来月です! 再重版となりました。

来月のNHK「100分de名著」はオルテガの『大衆の反逆』です。 先日、重版決定というご案内をしたところ、あれよあれよという間に重版分は満数に達し、再重版となりました。 Uブックスの他にはちくま学芸文庫と中公クラシックスでも出ていますので、訳文を…

流行っていますのでお気をつけください!

例年以上に猛威を振るっているインフルエンザ。 一昨年末は、あたしの勤務先でも連鎖的にインフルエンザに罹った人が出てしまって、一時は「パンデミック!」などという言葉も社内で飛び交っていましたが、この冬は今のところ発症者はいないようで、まずはひ…

今日の配本(19/01/24)

作家の運 デイヴィッド・ロッジ自伝 デイヴィッド・ロッジ 著/高儀進 訳 成功も失敗も、好きも嫌いも、強みも弱みも隠さずに、充実期の作家人生を振り返る。創作の秘密から文壇や学会の内幕まで。 ハンガリー語の入門[改訂版] 早稲田みか、コヴァーチ・レ…

いいのでしょうか?

乃木坂46の至宝、生田絵梨花の写真集『インターミッション』、落手しました。 刊行前に予約殺到で重版が決まり、22万部からのスタートとは、出版大手・講談社でもなかったことだとか。 そして紀伊國屋書店やジュンク堂書店をはじめとしたリアル書店では昨日…

新宿で#MeTooフェアをやっていました

紀伊國屋書店新宿本店、3階でこんなフェアをやっていました。 《私たちの#MeToo》フェアです。 河出書房新社のフェアのようで、テーマ関連書籍が並べられています。#MeTooというハッシュタグ、ハリウッドあたりから広がった動きでしたよね。いわゆるフェミ…

ジュピター?

昨日、満月をご紹介しました。今朝も、昨日よりはちょっと雲が多かったですが、十六夜の月がきれいでした。 そんなお月様は西の空に輝いていたのですが、振り返って南東の空には、キラキラ輝く星が上下に二つ見えていたのです。今朝も見えていました。それが…

またまた平凡社と仲良く!

先日新装版を刊行した『マヤ文字を書いてみよう 読んでみよう』と『ヒエログリフを書いてみよう 読んでみよう』がお陰様で好評です。 少し前に刊行した『楔形文字を書いてみよう 読んでみよう』と三部作で展開していただけると嬉しいです。 が、こんな本が出…

スーパーブラッドウルフムーン

煌々と輝く月です。 満月です。 ニュースで言っていましたが、スーパー ブラッド、ウルフ ムーンなんだそうです。 月までの距離が近いので大きく見えるスーパームーンは知っていましたが、月食だったか日食だったの影響で赤く見えるブラッドムーンでもあり、…

実際の評価はどうなのか?

朝日新聞の夕刊に載っている舞台評。 今回は、乃木坂46の生田絵梨花出演の舞台が取り上げられていました。 生ちゃんについては、最後の方にさらりと触れられているだけですが、悪くは書かれていません。むしろ褒めてくれています。 ネットでは、ミュージカル…

顔、です!

先週ご紹介した新刊『マルコムX』です。 ご覧のように上下本、上下の表1を並べるとマルコムXの顔になります。 こういう装丁の本、これが初めてではなく、むしろあたしの勤務先は非常に多いと言えるかもしれません。どれくらいあるのだろう、と思って、調…

アイドルハンターという言葉を初めて知りました

NGT48の問題。ネットではどんどん過激なっているのかいないのか。こういう時によく言われる「ネット」というのは具体的に何を指しているのでしょうね? それはともかく、あたし自身は犯人捜しとか、運営の無能さとか、そういう話題はもう食傷気味でどうでも…

トレンドは中世?

中公新書『承久の乱』読了。 これで中公新書の日本中世史もの『応仁の乱』『観応の擾乱』の三部作(?)を読了いたしました。ちょうど歴史を遡るような順番で読んできたわけですね。刊行の順番もそうでしたし。 それにしても、日本史では中世がちょっとした…

新刊がいっぱい!

本日が見本出しなので、来週後半には店頭に並び始めると思われますが、そんな新刊がたくさんあります。 まずは右の写真。3冊並べていますが、新刊は『ドーキー古文書』です。 著者フラン・オブライエンの作品は、同じUブックスで既に2冊刊行されていて『…

うちでは売れないので……

タイトルは、日々営業回りをしていてよく言われるセリフです。 書評が出たり、注文が伸びていたり、理由はさまざまですが、売れ行き好調な書籍を案内し、置いていなければお勧めし、一冊くらいになっていれば面陳・平積みをお願いする、それが営業活動の基本…

今日の配本(19/01/18)

100語ではじめる社会学 セルジュ・ポーガム 編著/阿部又一郎、渡邊拓也、原山哲 訳 2010年に創刊された雑誌『社会学』の編集に携わる若手社会学者らが選びぬいた100語。現代のフランス社会学の全体像を見わたす。

継承順についてどう考えていたのだろうか?

『承久の乱』読了。 感想は改めて書くとして、前半部分を読んでいてちょっと疑問に感じたことがありました。 公暁を唆して実朝を殺させた黒幕がいたのか否か、それはわかりませんが、当時の実朝や幕府が子供のできない実朝の後継として天皇の子供を考えてい…

陽だまり

けやき坂46の渡邉美穂ファースト写真集『陽だまり』落手。 現時点では、一般的な知名度があるアイドルではありませんので、どこまで売れるのかは未知数ですが、普通に見て「可愛い」とは思います。もちろん、乃木坂46の白石麻衣のような圧倒的な美人、という…

今年初の……

本日午後は人文会の1月例会でした。 それがどうしたと言われそうですが、実は、今年初めて、午後の書店営業回りに出かけなかった日となりました。 なんだかんだと言いまして、仕事始の初日7日から午後は毎日外回りに出ていたのですが、今年になって初めて…

今月のおすすめ[2019年1月]

毎月恒例、今月のおすすめです。