罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

いよいよ映画公開です!

映画「ライ麦畑の反逆児」がいよいよ今週末、18日から公開になりますので、改めて『ライ麦畑でつかまえて』と『キャッチャー・イン・ザ・ライ』をご案内いたします。

今日の配本(19/01/15)

書ける!伝わる!ステップアップ フランス語作文 佐藤久美子、佐藤領時 著 例文で基本の知識を整理。練習問題で確認したら、実力問題で力試し。段階をおって、身近なことを表せる力を手に入れましょう。

夜明け前

昨日の天野健太郎さんを偲ぶ会、思い出したことがあったので、追記します。 まずは赤松さんが天野さんに話したという、日本における「重版した台湾文学」について。 売れない、売れないと言われる海外文学、中でもアジア文学はとりわけ売れないジャンルだと…

偲びました

昨日は、午後から虎ノ門の台湾文化センターで天野健太郎さんを偲ぶ会が行なわれましたので行って来ました。 写真のように会場は満席で、立ち見の方もチラホラ。急遽、空いているスペースに椅子を並べて座席を増やしていました。そもそも先週初めには、満員御…

こういう本が待ち望まれていた?

中公新書『オスマン帝国』読了。長い長いオスマン帝国の歴史を簡便な一冊でまとめ上げるのは難儀なことらしく、著者が言うように、本書以外では20年近く前に講談社現代新書で刊行された『オスマン帝国』くらいではないでしょうか。 あたしの勤務先も、中東史…

行けばよかったかしら?

アイドルグループ、けやき坂46と欅坂46のメンバーが府中の大國魂神社へ初詣に来たそうです。 写真は、欅坂46の長沢菜々香のブログにアップされたもので、左から渡辺梨加、長濱ねる、長沢菜々香の3人です。 姉妹グループの乃木坂46は、その名前からもわかる…

辛い、です。「普通」って何でしょう?

『娘について』読了。 亜紀書房がスタートさせた《となりの国のものがたり》シリーズ、第一作の『フィフティ・ピープル』がさまざまな人間模様を描きつつ、そこに人生の悲喜こもごもがあふれていて、「うんうん、そうだね」と相槌を打ちながら読めたのに対し…

どこかで復刊されないかしら?

本日の朝日新聞読書欄で『魯迅と紹興酒』が紹介されていました。 同書、読もう読もうと思っているのですが、まだ読んでいないほんの一冊です。 そんな同書にも興味をそそられるのですが、その紹介文の中に李昂の『夫殺し』が更に紹介されていました。実は、…

音信不通

昨日、いつものように出社して、届いているファクスなどの整理、一昨日の営業の受注処理などを行ない、朝のルーチンとして外せないメールチェックを致しました。 最初、メールチェックはできたような気がしたのですが、記憶が定かではありません。少し経って…

100語とは?

本日見本出しの文庫クセジュの新刊『100語ではじめる社会学』、人文ジャンルでも社会学というのが個人的には一番つかみにくいです。 書店に行けば「社会」というコーナーはありますが、この場合は「政治経済」や「ビジネス」「法律」「海外事情」といったジ…

本日も我田引水?

朝日新聞です。 シリアの影絵師の方が紹介されていました。 シリアと聞くとテロや内戦、「イスラム国」といったイメージしか湧かない人も多いと思いますし、日本でシリアに関する情報が出た時には、ほぼ100パーセントがそういった時事的なものになりがちです…

くどいと言われるかも知れませんが、あたしはネコ派ではなくイヌ派です!

新年なので、って既に仕事始めから数日経っていますが、新しいブラウスで出社です。 赤やピンクなど暖色系が好きなあたしとしては珍しく青のブラウスですが、如何でしょう。なんか、小さな虫がウジャウジャと並んでいるような柄に見えたりしていませんか。 …

テーマがはっきりしていると食いつきもよい!

ただいま、ブックファースト・チェーンの何店舗かで、YA(ヤングアダルト)出版会とのコラボフェアが開催中です。 フェアの名称は、ズバリ、「青春の本棚」です。フェア棚にチラシが置いてあったのでいただいてきました。 子供のころはお母さんに読んでも…

「全国放送だったらよかったのにぃ」と思ったので、公式サイトをご案内します。動画もアップされておりますので、ご覧ください。

という感じで、ほとんど言いたいことはタイトルに書いてしまったのですが、でも、何のことだかわかりませんよね? 実は、本日、NHKの「首都圏ネットワーク」という番組で、「ライ麦」が紹介されたのです。正確に言いますと、立教大学で「ライ麦畑の反逆児」…

変わっているようで変わっていない? 変わっていないようで変わっている?

岩波新書『フランス現代史』読了。 仕事柄、フランス史については一通りの知識は入れておかなければという思いと、年末年始にかけて収まることのないフランスのデモのニュースを見ていて素朴な疑問を持ったのが手に取った理由でした。 結論から言いますと、…

今日の配本(19/01/09)

ニューエクスプレスプラス ルーマニア語 鈴木信吾、鈴木エレナ 著 中世の香り漂うルーマニア。黒海に臨む東欧にあって、その言葉はロマンス諸語のひとつです。独特の響きも楽しみながら学びましょう。 ニューエクスプレスプラス セルビア語・クロアチア語 中…

こういうのを我田引水と呼ぶのか、牽強附会と呼ぶのか(笑)

今朝の朝日新聞に中島岳志さんが登場されていました。 プロフィール欄には、もちろん『中村屋のボース』が載っています。 本書は「単行本」と「Uブックス」の2タイプが出ております。腰を落ち着けて読むのであれば「単行本」を、手軽に持ち歩いて読みたい…

金銭的な補助が増えるといいなあ

昨日の読売新聞夕刊の一面にこんな記事が載っていました。 目や耳の不自由な人も読書を愉しめるようになるのはよいことだと思います。そう言えば、このところテレビのCMでは本は読むのではなく聞こう、といったのが流れていますね。子育て中の母親という思わ…

話題になってます!

写真は、年明けの紀伊國屋書店新宿本店、7階の語学書フロアです。 エレベーターを降りた、正面の棚で《話題になった学習参考書・語学書フェア2018》が開催中です。各社の学習参考書が並んでいますが、お気づきになりましたでしょうか? そうです。中段のと…

いろいろと新しく

新年になった機会に、古くなっていたものをいろいろ取り替えました。 まずは手帳です。 あたしの場合、ずーっとシステム手帳を使っていて、毎年カレンダーだけ買い換えて付け替えて使っていました。それが写真の右側のものです。 しかしながら、使い込むこと…

自制心

新年最初の出社日です。 今年はイノシシ年ですが、中国などはブタ年なので、それにイノシシのブラウスやネクタイを持っていなかったので、ご覧のようにブタで代用しました。 が、よーくご覧ください。 いや、よーくご覧にならないでください。 いくらなんで…

たとえば京都案内として

『我的日本 台湾作家が旅した日本』読了。 最近の台湾文学に興味をお持ちの方であれば、呉明益や甘耀明など見知った名前も登場しますし、邦訳こそ出ていないものの台湾の実力者の名前を発見できることと思います。しかし、日本において一般的な知名度となる…

ちょっとしたテキスト代わりになりそう?

『中国奇想小説集 古今異界万華鏡』読了。 中国の志怪小説や伝奇小説を翻訳・翻案して紹介するアンソロジーはいくつかありましたが、本書もその中の一つです。 ただ、中国のその手の小説の流れ、幅広さを体系的に紹介しようとしているところに本書の特色があ…

年賀状のこだわり

明日から仕事が始まりますので、いまさら返事を出すまでもないので、木曜日に届いた年賀状で今年は終了です。今年は全部で10枚でした。だいぶ減りました。 少ないながらも、年賀状には多少のこだわりがありまして、まず表面の宛名は必ず手書きすることにして…

書籍の紹介か、はたまた追悼文か

朝日新聞別刷GLOBEに載っていた「中国のベストセラー」です。紹介者はいつものように泉京鹿さん。 で、今週は何を紹介してくれるのかなと読んでみますと、昨年、突然訃報が飛び込んできた天野健太郎さんのこと。今回の泉さんの文章、ほぼ天野さんに対する追…

大衆の時代?

1月の「100分de名著」は『風と共に去りぬ』だそうですが、2月はオルテガの『大衆の反逆』だそうです。 というわけで、しばらく在庫僅少、ほぼ品切れ状態だったUブックス版の『大衆の反逆』、これを機に重版です。

身近な業種で考えてみる

東京証券取引所の大発会の模様です。 株などやっていないあたしには株価が下がったか上がったかはどうでもいい話。数字に踊らされているトレーダーや専門家が愚かに見えてきます。 それはともかく、毎年のように流れるこの映像。女性職員の振り袖が華やかで…

4年目であってますか?

雑誌の「週刊プレイボーイ」と乃木坂46のコラボ特集号、毎年一冊ずつ刊行されてきましたが、これで4冊刊行されました。4面目ということですね。 右の写真の右上が一番最初に出たものだと思いますが《2015年版》です。表紙を飾るメンバーは横列左から齊藤飛…

井の頭で

今朝の朝日新聞です。 たぶん多摩版にしか載っていない記事ではないかと思われます…… 吉村昭と津村節子の回顧展のような展覧会が行なわれるそうです、それも縁ある井の頭で。そう言えば、津村さんの『紅梅』にも吉祥寺などが舞台として出て来ましたよね。 そ…

ハッピーマンデーよりもハッピーウェンズデーの方がよいのでは?

そろそろ仕事が始まってくれないかな、と思っている正月の三日目です。 別に正月三が日から働きたいと思っているわけではありませんが、先月の28日午後3時で仕事が引けて以来、既に丸五日休んでいますので、もう十分です。残りの休暇は別の機会に取っておき…