罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

ハッピーマンデーよりもハッピーウェンズデーの方がよいのでは?

そろそろ仕事が始まってくれないかな、と思っている正月の三日目です。

別に正月三が日から働きたいと思っているわけではありませんが、先月の28日午後3時で仕事が引けて以来、既に丸五日休んでいますので、もう十分です。残りの休暇は別の機会に取っておきたいところです。

今年の正月明けは月曜日から始まります。長い休暇の後、いきなり一週間がまるまるあるのは体力的なことよりも気分的に辛いです。やはり長い休み明けは水曜日か木曜日くらいから始まってほしいものです。小学生のころの夏休み前後にあった短縮授業のようなものです。

今日から仕事でも構わないというのはあたしだけかも知れませんが、ほとんど給料が上がらない、ボーナスも雀の涙の現状では、長い休みがあっても海外旅行や国内旅行などは夢のまた夢。家でじっとしているのが関の山です。そんな庶民には長い休暇など不要です。

東京駅新幹線ホームの混雑、高速道路の大渋滞、成田空港からの中継など、テレビでは国民大移動が盛んに報じられていますが、実際にはどこへも出かけない人の方が大多数ですよね。うちの近所だって、正月からスーパーやコンビニにはそれなりに人が来ています。やはりみんな、遊びに行きたくてもお金がないんだ、と感じます。それとも時期をずらして旅行に行くのでしょうか?

で、こういう長い休みになると思うのは、何年か前から始まったハッピーマンデーのことです。

三連休を作ることによって、旅行や外出する人が増え消費が伸びる、ということを期待して始まった制度ですが、所期の効果は上がっているのでしょうか? 大学などでは月曜日の授業時間が足りなくなり、世間では休みでも授業はやっている(つまり大学生にとっては休みではない!)という事態が生じています。これでは本末転倒ではないでしょうか?

個人的には、どうせならハッピーマンデーよりもハッピーウェンズデーの方がありがたいし、嬉しいです。給料が伸びない庶民にとって三連休があっても旅行に行く人は稀です。ほとんどいないと言ってもよいでしょう。

それよりも水曜日が休みになることによって、平日の勤労モチベーションが上がる効果の方が大きいと思います。月火働いたら休み、木金働いたら休みの方が気持ちの上でも非常に楽です。

なおかつ、水曜日が休みになることによって、人によっては月火、あるいは木金に有給休暇を使って連休にし、旅行などへ行くことも可能になり、どこの企業でもほとんど消化されていない有給の消化促進にも効果があると思います。

いかがでしょうかね?