罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

定番商品が抜けていませんか?

コロナウイルスの自粛で休業していた書店も、6月になり再開したところが多いです。およそ二か月の休業が明け、休業前に売れたもの、再開後に一気に売れてしまったものの補充が追いついていないお店も多いのではないでしょうか? というわけで、棚の定番商品…

思いのほか、ビザンツ出版社でした

中公新書から『ビザンツ帝国 千年の興亡と皇帝たち』が刊行されました。ものすごくそのものズバリなタイトル、とっくに同じタイトルの本が出ていたのではないかと思ってしまうほどストレートです。しかし、どうやら中公新書ではお初のようです。 著者は中谷…

ちょくちょく紹介されています

経済活動を再開したら新規感染者がみるみる増えてしまっている東京。果たして、この後どうなるのでしょうか? とはいえ、ものが売れないとこちらも給料がもらえません。書店が通常どおり営業を始めているのは嬉しいことではあります。あとはお客様もそうです…

見て見て詐欺?

新聞によってテレビ欄の内容が異なるのか、それともテレビ局提供の情報を使っている以上どの新聞でも同じなのか、そのあたりの事情は知りませんが、とりあえず画像は朝日新聞です。 TBSを中心に切り出していますが、ここに書いてある情報に、あたしはまんま…

かつて瑠璃廠で水煙管を買いました!

今日、6月28日はアヘン戦争勃発の日、ということになっていますが、この手の歴史的な出来事は始まりも終わりも明確な日付を特定しづらいものですよね。戦争が起こるにしたって、それに至る複雑な経緯があるわけですし。 アヘン戦争と聞くと、確かに当時の清…

天声人語、です

今朝の朝日新聞一面「天声人語」にジンメルの社会学が引かれています。 同書の邦訳は、恐らくあたしの勤務先から出ている『社会学(上)』『社会学(下)』の上下本だけだと思います。 ちょっと大部ではありますが、ご興味を持たれた方、是非どうぞ。

共通するのは欧羅巴?

宅配便が届くと、荷物の隙間を埋めるのにエアキャップとか、大きなフランクフルトのようなエアキャップ(?)が入ってくることがあります。放っておくとたまってしまいますし、処分に困ります。 なので、あたしの場合、勤務先へ持って行くことにしています。…

2020年7月の広告予定

1日 パトリックと本を読む/上海フリータクシー/知のFG 異なる声に耳を澄ませる、生命の根源を見つめる(北海道、中日、西日本、信濃毎日、神戸) 19日 ナポレオン戦争/ホーム・ラン/歴史学の慰め/土星の環[新装版](河北) 20日 ナポレオン戦…

書籍も刊行になります

朝日新聞の夕刊です。 舞台の情報が載っているのですが、無料配信ということで、ちょっと気になる方も多いのではないでしょうか? この舞台、書籍版も刊行になります。既にウェブサイトには情報が載っていますが、『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』です。7月…

来月、スタートです

来月17日から東京ステーションギャラリーで《開校100年 きたれ、バウハウス》展が始まります。 9月6日までの長丁場、約一ヶ月半という会期、そして会場が東京駅という好立地、それなりの人が参観するのではないでしょうか? 都内各所にポスターが貼られるこ…

自粛ではなく自祝

昨日はあたしのお誕生日、なんと53歳になってしまいました。人生の折り返し地点はまだ少し先です(笑)。 特に誰かが祝ってくれるわけでもないので、自分で自分を祝うしかありません(涙)。 とりあえず、夕食にと、帰路、鰻の蒲焼きを買って帰りました。写…

近刊情報(20/06/24)

本日、見本出しです。(7月1日配本予定)

今日の配本(20/06/24)

ピジン・クレオル諸語の世界 ことばとことばが出合うとき 西江雅之 著 ピジン、クレオルはいかに生まれ、どのように形成されていくのか。異なる言語の出合いをとおして人間の言語とは何かを考える。 ナポレオン戦争 18世紀の危機から世界大戦へ マイク・ラポ…

コロナ太りだけじゃない?

今月初めに受けた、年に一度の健康診断。コロナウイルスの関係で5月の健康診断は中止(延期?)になっていたようですが、6月から再開しました。あたしはもともと6月の受診予定でしたので、予定どおりの健診となりました。 そして昨日、その受診結果が届きま…

愛していると、ではなくて、小田島訳だったと言ってくれ

昨日の午後、TBS系で放送されていたドラマ「愛していると言ってくれ」、ネットでも大反響のようですね。当時夢中になって見ていた人たち、もう40代以上でしょう、そういう人たちがもう一度見返して青春の甘酸っぱさを思い出しているのか、それとも当時の知ら…

見つからない!

河出文庫から『シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々』が出たので、買おうかな、どうしようかなと思っていました。 でも、確かこの本、読んだことあったはず、とちょっとうろ覚え。なんでうろ覚えなのかというと、『シェイクスピア・アンド・カンパニ…

体が持つのかしら?

コロナウイルス対策、在宅ワークとか、時短勤務とか、あたしの勤務先もいろいろやってきました。 でも、国や都の方針が徐々に解除に向かうに連れ、勤務先の対応・対策も少しずつ変化してきました。 一番自粛していた時は、出来る限り在宅勤務推奨ということ…

第二弾と言いますか…

本日の朝日新聞読書欄で、新刊『英語原典で読む現代経済学』が紹介されました。同書の目次を簡単にご紹介すると 第1章 E・H・カー/第2章 フリードリヒ・A・ハイエク/第3章 カール・ポランニー/第4章 シュンペーター/第5章 サムエルソン/第6章 フリード…

あたしは大丈夫?

本日の朝日新聞の夕刊です。社会面にこんな記事が載っていました。 新型コロナウイルスと血液型に相関関係があるのでしょうか? あくまで重症化と言うことで、かかりやすい・かかりにくいという話ではないのですよね? しかし重症化の度合いに関係するのであ…

新訳もスタートしたことだし

来月上旬に刊行予定の『ホーム・ラン』の著者はスティーヴン・ミルハウザーです。 あたしの勤務先ではミルハウザーの作品を何点も出しているので、新刊刊行の機会にミルハウザー・フェア、あるいはちょっとしたミルハウザー・コーナーを作ってみるのは如何で…

重版が決まりました!

白水Uブックスの新刊『フラッシュ 或る伝記』の重版が決まりました。 本書は、ヴァージニア・ウルフの作品ですが、犬を主人公としているので、ウルフのファンではなくとも犬好きであればちょっと気になってしまうのではないでしょうか? 重版は来月上旬には…

今日の配本(20/06/19)

サクサク話せる! フランス語会話 フローラン・ジレル・ボニニ 著 キーフレーズで表現の型を知る。シチュエーション別の会話例でやりとりの流れをつかむ。だから、言いたいことがパッと出てくる!

シャルロッテとシャルロッテの絵手紙

ここ最近であたしがもっともお勧めするのが『シャルロッテ』です。 フランスの作品ですが、内容はアウシュヴィッツで命を落としたユダヤ人天才画家シャルロッテの生涯を追想するものです。詩を読んでいるような、切れのよい文章スタイルで長篇ではありますが…

ウェブで紹介されました!

フィギュアスケートの町田樹さんの著作『アーティスティックスポーツ研究序説』が好調です。 現役選手時代からの熱心なファンの方が購入されているのだと思いますが、内容は町田選手の写真集でもなければエッセイや手記といったものではありません。純然たる…

移転顛末記

先日来、Wordpressを移転しておりまして、ようやく落ち着いてきたかなという感じです。しかし、個人的にはデザインにまだ気に入らないところがあって、もう少し手を加えたいと思っているのですが…… さて、今回の移転、以前のWordpressでやたらとエラーが出る…

第三回かしら?

昨日の朝日新聞夕刊です。 あたしの勤務先の編集者が登場している「編集者をつくった本」のコーナー、今回が三回目でしょうかね? 今回はますます文章が世界観に入っていってしまっているような……、当人を知っている人には面白く読める記事です。本人が直接…

近刊情報(20/06/17)

本日、見本出しです。(6月24日配本予定)

ほんの数年で社会は変わる?

東京も真夏日になり、そのうち猛暑日にもなりそうな今日この頃です。全国的にも猛暑の第一波が訪れている感じがします。 猛暑の訪れと共にニュースで注意喚起されるのが熱中症です。毎年たくさんの方が病院に搬送され、少なからぬ人が亡くなっています。もし…

お勧めします

収まるどころかヨーロッパにまで波紋を広げているアメリカの人種差別反対デモ。 なんとなく対岸の火事、他人事のように感じている日本人も多いのかな、とも思いますが、その東京でもデモが行なわれました。 となると日本人としても海の向こうの話で済ますわ…

今日の配本(20/06/15)

目眩まし[新装版] W・G・ゼーバルト 著/鈴木仁子 訳 カフカと同じ旅をした語り手の〈私〉は、死と暴力の予感におののいて、ヴェローナから逃げ帰る…。謎めいた四つの物語。解説=池内紀。 アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸…