罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ずっと探していたのです

書店回りの途次、古書ではありますが、 岩波文庫の『百科全書』を手に入れました。 実は、あたし、ずっと探していたのです。ついこの前までは普通に店頭に並んでいたような記憶があったのですが、気づいたらもう品切れになっていたのです。 気づいたのはどう…

今日の配本(21/05/31)

フランス語のABC[新版] 数江譲治 著 本書は刊行以来20万部を誇るロングセラー。枝葉にあたる部分は極力削ぎ落とし、最重要事項を適切な例文とともに簡潔に解説、またひとりでも着実に学べるよう配慮されている。①音声アプリとカナ表記で発音をしっかり…

なんとなく不思議な縁を感じます

来る7月5日は明石海人の生誕120年です。 たったいま「生誕120年」と書いたので「明石海人」が人の名前だとわかっていただけたと思いますが、そうでなかったら「明石海人」という四文字を見て、どのようなことをイメージされたでしょう? いや、それはちょっ…

面白いことは面白かったのですが……

先日放送が終了したドラマ「ボーダレス」の『メモリアルブック』を落手しました。 乃木坂46からは遠藤さくら、早川聖来、櫻坂46からは渡邉理佐、小林由依、森田ひかる、日向坂64からは齊藤京子、濱岸ひよりの7名が出演する坂道グループの合同ドラマでした。…

二点ほど載っています

今朝の朝日新聞です。 読書欄のトップ記事に『不法移民はいつ〈不法〉でなくなるのか 滞在時間から滞在権へ』が載っていました。本書の特徴は 移民論の「古典」として内外で参照される1冊である。その主張は極めて明快で、5年以上滞在している不法移民には「…

昨日は南で、今日は北?

本日の朝日新聞の夕刊です。映画の記事です。 「トゥルーノース」という作品が紹介されていました。アニメ作品のようですが、タイトルだけを見ると、どんな作品なのかちょっとわかりにくいかも知れません。 北朝鮮の収容所を描いた作品だそうです。つまりタ…

よりパワーアップ!

近刊『マオとミカド』の「マオ」とは毛沢東、「ミカド」とは天皇ことです。 著者の城山さんには『中国共産党「天皇工作」秘録』という前著がありますが、そこから更にパワーアップした一冊です。ぜひ併読していただきたいです。もちろん前著を読まれた方は必…

2021年6月の広告予定

1日 彭明敏/マオとミカド/スターリン(北海道、中日、西日本、信濃毎日、神戸) 1日 彭明敏/マオとミカド/スターリン(毎日) 15日 彭明敏/マオとミカド/スターリン(河北) 16日 彭明敏/マオとミカド/スターリン/グローバリゼーション・パラ…

日本人が知らない隣の国?

今日の朝日新聞夕刊です。大きく光州事件について書かれています。 ところで、光州事件ってご存じでしょうか? 偉そうに書いていますけど、あたしもよく知りません。韓国で起きた事件だということは知っています。民主化運動だったのだと思うのですが、事件…

まずは第二巻を攻略しないと!

かつてこれほど中国の文学作品が話題になったことがあっただろうかと考えますと、三国志ブームはこんなものではなかった、という結論に行き着きますが、時代を超えて愛される三国志を引き合いに出すのはちょっと卑怯かも知れませんね。 となると、この『三体…

今回もフライングゲット!

明日が正式な発売日ですが、なぜかネットストアで注文すると前日に届くのが不思議です。 何のことかと言いますと、日向坂46のニューシングル「君しか勝たん」のことです。 今回は、Blu-ray付きのType-AからType-DとCDのみの通常盤、全部で5種類の形態で発売…

接種一回目終了

母の、新型コロナウイルスワクチンの接種、一回目を受けてきました。あたしも、万が一を考えて仕事を休んで付き添いました。 あたしが住む小平市は、ひとまず75歳以上の高齢者の接種を先に進めるようで、先月78歳になった母はその該当者になります。10日の週…

近刊情報(21/05/24)

本日、見本出しです。(5月31日配本予定)

今日の配本(21/05/24)

小悪魔 フョードル・ソログープ 著/青山太郎 訳 地方小都市の教師ペレドーノフは、町の独身女性から花婿候補ともてはやされていたが、実は出世主義の俗物で、怠惰にして傲岸不遜、生徒の親を唆して子供を笞打たせるのを楽しみにしている最低の男。視学官の…

本の置き場所ではなく、書架の置き場所が欲しいのです

朝夕の通勤電車もそうですが、営業回りの途次とくのは貴重な読書時間です。 ただ、それでなくとも注文書などが入っているのでカバンが重くなるので、移動の時に読んでいるのは文庫本や新書がほとんどです。まあまあのペースで読んでいるので、文庫本や新書が…

将来的には、たぶん十把一絡げにされるのでしょうね

日向坂46が「MUSIC BLOOD」に出演し、尊敬するアイドルについて語り、欅坂46の楽曲を披露したということが話題になっているようです。 ネットでは、メンバーの渡邉美穂がハロプロのアイドルについて冗舌に語ったことがニュースになっているようですが、彼女…

カバンを元へ戻そうか……

コロナ禍の少し前から、通勤カバンをショルダー型からリュック型に変えていました。リュック型と言ってもいろいろあって、何回か試行錯誤もしました。 途中で、ビジネスバッグを横向き(縦向き?)にしてリュックとして背負う3WAYタイプを使ってみたこともあ…

安物買いの銭失い

自宅のプリンターのインクが少なくなり、印刷品質にもかなり問題が出て来たので、インクを買いました。 純正品は若干高いので、ネットで探していたらリサイクル品というのが見つかり買ってみました。 届いたので取り付けてみたのですが、インクカートリッジ…

いよいよ刊行スタート!

『鶴屋南北未刊作品集』の第一巻が月末に刊行になります。函入りの、こんな本です。 この第一巻、「勝俵蔵篇」とありますが、これは鶴屋南北襲名前の名義で「かつひょうぞう」と読むのだそうです。 ちなみに全三巻のうち、第二巻は「鶴屋南北篇」、第三巻は…

今日の配本(21/05/20)

沖縄語をさかのぼる 島袋盛世 著 「おきなわ」が「うちなー」に、「ひとり」が「ちゅい」など、日本語と似ているようで似ていない沖縄のことば。それは日本語と同じ祖先をもちながら、独自の変化を遂げたためです。しかも、那覇と首里ほどの距離でも異なるほ…

訃報よりも……

朝から田村正和の訃報で持ちきりだったテレビの情報番組が、午後からは一転して星野源・新垣結衣結婚のニュースに切り替わってしまいました。さて、どちらから語りましょうか。 田村正和は、ここ最近はテレビで見かけることもめっきり減ってしまい、中高生だ…

ぜひ一緒に並べて欲しいのよ

改訂新版が刊行になった、文庫クセジュの『スピノザ入門』と、講談社現代新書の『はじめてのスピノザ』です。 『はじめてのスピノザ』は昨年の11月刊行ですから、大型店の店頭でも在庫一冊くらいになってしまっているでしょうか? あるいはもう棚から消えて…

今年度版が出来ました

何でもネットで調べられる時代ではありますが、本好きな方はまだまだ実際に手に取って、肌触り(指触り)やインクの匂いを感じたいという方が多いようです。 そんな本好きの方のためのカタログ、「人文三目録」の2021-2022版が完成しました。三目録というく…

ゴールデンウィーク以降のご案内まとめ

5月になってから書店へ案内した注文書をまとめてご紹介します。 まず最初は6月4日、満州某重大事件の『張作霖 爆殺への軌跡一八七五‐一九二八』です。そして、月初め恒例、「今月のおすすめ本」の注文書です。ベストテンの他に今回は《書物復権》の書目を載…

意外とあっさり

先週、母の元へ、ワクチン接種の案内が市から届きました。本日午前9時から予約開始と書いてありましたので、本日は在宅勤務として、パソコンの前でスタンバっていました。 80手前の母は典型的なアナログ人間なので、案内に書いてあった電話番号にかけてみる…

近刊情報(21/05/17)

本日、見本出しです。(5月24日配本予定)

今日の配本(21/05/17)

スピノザ入門[改訂新版] ピエール゠フランソワ・モロー 著/松田克進、樋口善郎 訳 17世紀の哲学者スピノザが、いかに生き、何を書き、論じ、どうのように受けとめられてきたのか。本書は、当時の時代状況やオランダの特異性を紹介するとともに、蔵書目録…

やはり買ってしまうのです……

刊行後それほど時間をおかずに買って読んだ『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』ですが、このほど角川新書から『八九六四[完全版] 「天安門事件」から香港デモへ』として刊行されました。 角川新書版は「2019年香港デモと八九六四の連関を描く新章を…

北京の? 駒込の?

本日の朝日新聞夕刊です。 東京の駒込に東洋文庫という専門図書館があります。その中にモリソン書庫というものがあって、モリソンの蔵書を所蔵しています。ちなみに、あたしが学生のころはモリソン文庫と呼ばれていたような記憶があるのですが、勘違いでしょ…

太陽のサーカス

日向坂46の新曲「君しか勝たん」のカップリング曲のMVが続々と公開されました。 期別の曲の一つ、二期生が歌う「世界にはThank you!が溢れている」のMVは移動サーカス団のストーリーになっています。そのサーカス団のテントに書いてあるのが「circo del sol…