罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

不可解な検索結果

何気なく、楽天ブックスで勤務先の書籍を検索してみました。その結果がこの図版です。 特に何か決まったキーワードを入れたわけではなく、勤務先の名称をそのまま入力しただけなんです。たぶん新着順か人気順に表示されるだろうから、どんなものが上位に来る…

いま、ゴルビー?

昨日の朝日新聞夕刊です。 旧ソ連の共産党書記長で、その後の東欧革命のきっかけを作ったゴルバチョフの記事です。いま、どうしてゴルバチョフなのでしょう? かなりの高齢だとは思いますが。 ゴルバチョフのまとまった評伝って、たぶん日本ではあたしの勤務…

ハイポジ

この週末、深夜に放送されていたドラマ「ハイポジ」が最終回を迎えました。設定自体は荒唐無稽と言えなくもないですが、設定年齢があたしと近いこともあって、なかなか楽しめました。 それにしても最終回、どう解釈したらよいのでしょうか? いくつか疑問が…

雪月花

今宵、雲の切れ間から月でも出れば、言葉どおりの雪月花。 そんな僥倖はなかなか訪れないものですが、かの六世・中村歌右衛門が亡くなった時、既に桜が咲いていたのに雪になり、なおかつ晩には月が出て見事な雪月花となったのを記憶しています。 さすが、大…

明日はどうする?

多摩地区は大雪です。たぶん10センチは積もっているのではないかと思われます。このままですと、明日の朝が大変です。このところ最寄り駅まではまだ暗いうちに30分ほどの徒歩通勤なので、雪が積もっていたら厄介です。できれは、この後は雨になって雪を溶か…

時差勤務

いよいよ東京も緊迫してきています。 なので、少し前からあたしの勤務先も時差勤務や在宅勤務が実施されています。 とはいえ、編集部ならまだしも、営業部の場合、受注や出荷業務がありますし、なによりも書店を回ってこその営業です。在宅勤務ってことにな…

大人だってドリルを解きたい?

コロナウイルスの影響で、書店が賑わっています。 土日の娯楽も、外出制限と言われたり、そもそも遊園地や美術館などが軒並み閉まっているので、時間を持て余した挙げ句、本でも読むか(マンガでも読むか?)という行動に繋がっているようです。 また、子供…

コロナ騒ぎの陰でひっそりと……

新型コロナウイルスの蔓延を防ぐため東京都もかなり深刻な状況になってきました。明日明後日の土日は都内のデパートなど商業施設の多くが休業するそうです。 幸い、この週末は天気が悪そうなので、出かけようという人は少ないと思われるので影響は限定的かも…

今日の配本(20/03/27)

茶の世界史[新装版] 中国の霊薬から世界の飲み物へ ビアトリス・ホーネガー 著/平田紀之 訳 その一杯を味わいながら繙きたい――ポスト・コロニアルな問題意識とお茶への愛とに裏打ちされた豊穣な東西文化史。

どうして世間は猫ばかりなのかしら?

東京もかなり危ない情勢になってきました。 何がって? もちろん新型コロナウイルスのことです。 この土日、多くのデパートや商業施設が休みになるみたいです。明日の金曜日休業するという出版社もあるみたいです。 書店営業を中止にしている出版社もあれば…

新作アニメも始まります!

昨日はウポポイのオープンに合わせてアイヌ関係の書籍でフェアなど如何ですか、というご案内でした。しかし、3点全部を注文するのはちょっとなあ、と二の足を踏む書店も多いかと思います。 そこで、本日はその中から一点、『ニューエクスプレス アイヌ語』…

こんな併売はダメかしら? と思うのですが……

新潮社の《クレスト・ブックス》の新刊『秋』が気になります。ウェブサイトには EU離脱に揺れるイギリスのとある施設で眠る謎の老人と、彼を見舞う若い美術史家の女。かつて隣人同士だった二人の人生は、六〇年代に早世した女性アーティストを介して再び交錯…

来月オープン

一か月後の4月24日に北海道である施設がオープンします。 ウポポイです。 「ウポポイって何?」初めて聞いた方の多くはこういう感想を持つのではないでしょうか? サイトには「民族共生象徴空間」ともありますが、これがますます混乱に拍車をかけているかも…

今年はこんな感じになりました

2020年版の『辞典・語学参考書カタログ』が出来上がりました。今年度の表紙はこんな感じになりました。如何でしょうか? いろいろな国の言葉が書かれています。これくらいはわかって当然、一般常識でしょうか? うーん、何とも言えません。たぶん世間からは…

今日の配本(20/03/24)

よそ者たちの愛 エクス・リブリス テレツィア・モーラ 著/鈴木仁子 訳 この世界になじめずに都市の片隅で不器用に生きる人びと。どこにでも、誰のなかにも存在する<よそ者>たちの様々な思いを描く短篇集。

着々と中国史

わが家の玄関先のプランターで咲いている花です。 こちらの方面にはとんと疎いもので、この花の名前をまだ知らない、なんてどこかの作品のようなセリフを吐いてしまいますが、何でしたっけ? 薄いオレンジと白と、二種類ありますよね? 同じ花の色違いですよ…

愉快なロンドン、楽しいロンドン?

新型コロナウイルス騒ぎで、あちらこちらで自粛ムードになっています。大規模なイベントは延期や中止が相継いでいますし、公演なども同様です。そんな中、映画館はやっているのでしょうか? 何が気になるのかと言いますと、ジャック・ロンドン原作、ハリソン…

何分咲きなのかわかりませんが……

わが家の近所の桜の名所、ほんの100メートルくらいの通りの両側に桜が植わっていて、この三連休、一気に咲き始めました。 少し前に、このダイアリーでも数輪咲いたご報告をしましたが、この温かさで一斉に花開いた感じがします。もちろん株によって差があり…

ひとまずこれくらいあれば……

毎日の往復の電車の中だけでなく、営業回りの途次の電車の中も読書の時間です。 もちろん、時には睡魔に負けてしまうこともありますが、基本的には読書の時間です。荷物が重くなるのを避けたいので、文庫や新書をカバンにしのばせていることが多いですが、こ…

「売るために本を作っていない」

今朝の朝日新聞別刷beは藤原書店の社長(社長ではなく社主というのが正式なのかしら?)が登場。 藤原書店と言えば、記事にもありますように、重厚な本を出版しているというイメージです。いわゆる大手のヒット作のようなバカ売れはしないだろうけど、確実に…

時差出勤、たった一時間なのだけれど……

今週は四日間しかありませんでした。なんとなく得をした気分の一週間でしたが、午後になると体がだるくなる一週間でもありました。 まさか新型コロナウイルス? いや、花粉症からくるものではないか? いやいや、気温も乱高下しているから軽い風邪なのではな…

今日の配本(20/03/19)

日本史からの問い 比較革命史への道 三谷博 著 「歴史家」はいかに生まれるのか。1968年駒場から歴史認識論争を経て、比較革命史へと至る維新史家の遍歴を辿る。

ようやく落手

セブンネットショッピングで購入した「乃木坂46新聞」がようやく届きました。 予約購入だったのに、発送も到着もお店(コンビニ)で買うよりもかなり遅れてしまいました。どこもそうだったのでしょうか? 確かに、近所のセブンイレブンの店頭で売っているの…

共通性はあるか?

中公新書の今月の新刊は食指の動くものが多いです。 結局、ご覧のように『百年戦争 中世ヨーロッパ最後の戦い』『東アジアの論理 日中韓の歴史から読み解く』『鉄道のドイツ史 帝国の形成からナチス時代、そして東西統一へ』の三冊を買ってしまいました。 ど…

ドラマが始まりました!

NHKで海外ドラマ「レ・ミゼラブル」が始まりました。 一般的には、日本でもミュージカルが話題になる作品ですが、これはドラマです。かつての「ダウントン・アビー」のようにブームが起こるのでしょうか? というわけで、ドラマの原作ではありませんが、…

装丁はエゴン・シーレ

本日が見本出しの《エクス・リブリス》の新刊『よそ者たちの愛』はこんな装丁です。クレジットを見ますと、エゴン・シーレの絵だそうです。 本書の著者はハンガリーの方だそうですが、ドイツ語家庭で育ったそうです。ヨーロッパではこのような境遇の人って多…

今日の配本(2020/3/17)

こちら、苦手レスキューQQQ! 小島ケイタニーラブ 文/木下ようすけ 絵 二人のコンビニ店員とネズミが、あらゆる苦手をレスキューします!物語に42曲の歌がついた、ちょっと心が軽くなるピクチャーブック。

生誕150年

今年はロシア革命の主人公、レーニンの生誕150年に当たります。誕生日が4月なので、今がほぼ一か月前です。 というわけで、この機会にレーニン・フェアなど如何でしょうか? あたしの勤務先ではレーニンの評伝『レーニン 権力と愛(上)』『レーニン 権力と…

今年はそれほど遅れずに……

昨日とは打って変わっての晴天の日曜日。 ただし、風が冷たく強く、温かさはちょっと弱めです。 東京は昨日の雪の中、ソメイヨシノの開花宣言が出されましたが、わが家の近所もご覧のように開花宣言を出せる程度には咲いていました。 株によって蕾の膨らみ具…

日常のちょっとした不安や不条理

亜紀書房の『誰にでも親切な教会のお兄さんカン・ミノ』読了。 本作は同社が刊行中の《となりの国のものがたり》シリーズの4冊目、最新刊です。「となりの国」というのは韓国のことで、韓国現代文学のシリーズになります。これまでに既に『フィフティ・ピー…