罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ひかりTV顛末記

このたび、ひかりTVを導入しました。 自宅のテレビはもともとひかりTVに対応していて、加入申し込みをして設定をすれば見られる機種でしたが、わが家が《ドコモ光 》なので、あえて「ひかりTV」ではなく、「ひかりTV for docomo」を選択しました。 「ひかりT…

寒いと思っていたら……

本当なら昨日のうちに桜の開花宣言が出ていてもおかしくはなかった東京。もう少し太陽が顔を出していたら確実に開花宣言になっていたのだと思いますが、とにかく木曜日、金曜日には4月中下旬のような陽気となりました。 そんなポカポカ陽気の二日間が過ぎて…

ご興味を持たれた方へ

一昨日と昨日の朝日新聞夕刊の社会面に、二回にわたって載っていました。夕刊の記事なので、もしかすると東京版(首都圏版?)のみの掲載かも知れませんが…… 記事では、石田波郷について、ちょこっとだけ触れています。 「石田波郷って誰?」という方も多い…

スラヴ語って?

売れ行き絶好調の『古代スラヴ語の世界史』ですが、スラヴ語ってそもそも何でしょう? どこで話されている言葉なのでしょうか? そう思った方も多いのではないでしょうか? そもそも言語名としてスラヴ語というのはないみたいで、ウィキペディアでも立項され…

こんな装丁です

本日見本出しの新刊『日本史からの問い 比較革命史への道』です。 アマゾンを始めとしたネット書店はおろか、公式サイトにも装丁がまだアップされていないようなので、こちらでご紹介いたします。いかがでしょうか? 19日、配本予定です。

パンデミックへの処方箋

新型コロナウイルスについて、WHOがついにパンデミック宣言をしました。まさかそんな状態まで行くとは、当初は思いもしなかった人も多いと思います。 個々人が感染しないようにどう気を付けるべきかは、テレビなどでも日々報じていますが、こういう社会状…

第3刷です

ゼーバルトの『アウステルリッツ』が好調です。 刊行時に既に品切れで、刊行前重版を決めたわけですが、その重版分、つまり第二刷ができたと思ったらほぼ底を尽きかけるような始末です。 順調に売れているわけですが、そもそも入荷していない、配本がなかっ…

重版が決まりました

ここしばらく在庫僅少でした『ラグビーの世界史』の重版が決まりました。 正直なところ、ワールドカップも終わって、それなりに返品も戻ってきて出荷(注文)とのバランスも取れるようになるだろうと予想していたのですが、予想以上に返品が少なく注文がいま…

第3刷です

先日、朝日新聞読書欄で取り上げられた『古代スラヴ語の世界史』が絶好調です。 第二刷も順調に減り、とうとう第三刷になります。この機会に、こんどは世界史だけでなく、キリスト教のコーナーに並べてみるのは如何でしょう?

訃報は突然に

劇作家の別役実さんがお亡くなりになりました。 いきなり飛び込んできた訃報です。 とはいえ、体調が悪いことは広く知られていましたので、とうとうその時が来たか、という気持ちもします。生ききった人生だったと言えるのではないでしょうか? あたしは演劇…

没後50年

まもなく詩人のパウル・ツェラン没後50年を迎えます。 そこで『パウル・ツェラン詩文集』と『パウル・ツェラン ことばの光跡』のご案内です。特に前者はコンスタントに版を重ねているロングセラー商品です。この機会に是非! ちなみに、今年はツェランの生誕…

今日の配本(20/03/10)

ニューエクスプレスプラス タミル語 宮本城 著 インド南部やスリランカなど、南アジアの広域で用いられる重要な言語。映画、音楽、舞踊など現地のディープな文化にアクセスしよう。 ニューエクスプレスプラス アイルランド語 梨本邦直 著 ヨーロッパの中でギ…

音楽と新型肺炎

今回の新型コロナウイルスの騒動、大阪のライブハウスに行っていた人が軒並み感染しているようですね。狭い空間で一気に広まったのでしょうか? それはそうと、あたしなど古い感覚の持ち主なので、ライブハウスと聞くと10代や20代の若者が行くところという先…

今日は国際女性デーなのか……

新聞紙面で知りました。今日は国際女性デーなのですね。 女性の権利とか社会進出とか、そういったものを改めて考えてみる一日なのでしょうが、日本の女性の活躍ぶりは、特に政治の世界においては惨憺たる有り様のようで…… 「女は家庭を守って夫や子供の世話…

言葉から歴史へ

今朝の朝日新聞読書欄です。 『古代スラヴ語の世界史』が載っています。評者は出口治明さんです。 出口さんの評でもわかるように、本書は「スラヴ語」というタイトルではありますが、語学書の棚よりも人文書の棚で売れています。世界史(文化史や東ヨーロッ…

再訪

新型ころのウイルスの影響で、各種会合が軒並みキャンセルとなっているこのご時世。この時季と言えば、卒業式にお別れ会、謝恩会ですが、そういったものが次々にキャンセル、中止になってしまうと飲食店は大打撃でしょう。 報道によると、飲食業だけではなく…

旧型コロナ?

わが家で毎年冬になると大活躍の石油ストーブ。 もうかなり年季が入っています。春になって物置に仕舞う前に掃除をしても取れない汚れが多々あります。どれくらい使っているのでしょう? さすがに何十年と言うことはないですが、数年来使っていることは間違…

映画公開中と映画公開予定

ハリソン・フォード主演で、ジャック・ロンドン原作の『野性の呼び声』の映画が公開されています。 書店でも《ジャック・ロンドン》フェアなど如何でしょうか? そんな時に思い出して欲しいのは『マーティン・イーデン』です。こちらはロンドンの自伝的作品…

今月のおすすめ本[2020年3月]

毎月恒例、今月のおすすめ本です。 2月のベストテンの他に、新刊『ピュリツァー賞作家が明かす ノンフィクションの技法』の刊行に合わせて、ピュリツァー賞受賞作品の一覧、そして毎日のトップニュース、新型肺炎に関連して『ゾンビ襲来 国際政治理論で、そ…

今日はアブサン・デー

本日は、アブサン・デーなのだそうです。 アブサンの文化史 posted with ヨメレバ バーナビー・コンラッド三世/浜本 隆三 白水社 2016年12月29日 楽天ブックス Amazon 7net honto 紀伊國屋書店 図書館 アブサンと言えば、水島新司の野球漫画を思い浮かべる人…

ドラマ化進行中

台湾新聞の最新号にこんな記事が載っていました。 台湾文学のベストセラー、呉明益『歩道橋の魔術師』のドラマ化が進んでいるという記事です。楽しみですね。 なんとか日本でも放送してもらえないものでしょうか? BS放送の深夜枠でもいいですから、なんとか…

朝日新聞にUブックスが!

朝日新聞の夕刊です。 見覚えのある本の書影が載っていると思ったら、なんとUブックスの『ほとんど記憶のない女』でした。長島有里枝さんの紹介です。 紙幅の関係で書影が載っているのはそれだけですが、文章中では『ミラノ霧の風景』も紹介してくれていま…

北マケドニアフェア

神奈川県の茅ヶ崎市は北マケドニアのホストタウンなのだそうです。 ということで、昨年末から市内各所にて北マケドニアのフェアが開催されています。 でも、北マケドニアってどこだかわかりますか? マケドニアと聞けば世界史のアレクサンダー大王くらいを思…

今日の配本(20/03/04)

無の国の門 引き裂かれた祖国シリアへの旅 サマル・ヤズベク 著/柳谷あゆみ 訳 祖国を逃れた作家が一時帰還し、反体制派の人々の苦悩と挫折に耳を傾ける。記録する行為を通じて内戦という過酷な現実と向き合う労作。 トマス・ジェファソン(上) 権力の技法…

皇室献上米

勤務先の社用車の車検がありました。 車検が終わって戻ってきたら、粗品としてこんなものをいただきました。 大きなサイコロのような形に成形されたお米です。令和元年産の皇室献上米だそうです。300グラムと書いてありますが、ワンカップよりはちょっと多い…

こちらもよい動きなんです!

今朝の朝日新聞の社会面です。 新型コロナウイルスの流行を受け、新潮文庫の『ペスト』が売り上げを伸ばしているようです。「新型」と言うくらいですから、このウイルスに関する書籍は皆無でしょう。何かしら情報を得たいという人が買っているのでしょう。 …

とうとう最終回

毎週土曜日の読売新聞朝刊に連載されていた乃木坂46・白石麻衣のインタビュー記事、先月末の会で最終回でした。 「連載」と書きましたが、2月のみ、週に一回でしたから、計4回、連載と言うほど大袈裟なものではなかったかも知れません。 とはいえ、毎回カ…

三変化

新刊『アウステルリッツ』が好調です。既に都内の書店からは次々に追加注文が入っています。 ただ、既に品切れ重版中で、今月半ばまでお待ちください。 その『アウステルリッツ』ですが、これまでに二回刊行されていまして、今回が三回目になります。写真は…

春なのでリニューアル!

写真は、勤務先で履いているサンダルです。 右側がこれまで長いことはいていたキティちゃんのサンダルで、左側が今日から履いている新しいサンダルです。 いやー、キティちゃんのサンダル、こうしてみるとボロボロですね。ずいぶんと長いこと履いていたもの…

勝手に補遺

ミネルヴァ書房から『中国思想基本用語集』が刊行されました。昨日の朝日新聞読書欄でも紹介されていました。 目次など詳しいことは同社のウェブサイトをご覧いただくとして、本書の付録「資料編」がなかなか便利なのでご紹介します。 まずは『諸子集成』で…