罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

スラヴ語って?

売れ行き絶好調の『古代スラヴ語の世界史』ですが、スラヴ語ってそもそも何でしょう? どこで話されている言葉なのでしょうか?

そう思った方も多いのではないでしょうか?

そもそも言語名としてスラヴ語というのはないみたいで、ウィキペディアでも立項されているのは「スラヴ語派」になります。そのスラヴ語派に属するのが一緒に並べてみた言葉たちです。

他にもありますが、ひとまず《ニューエクスプレスプラス》で刊行されているものだけを並べてみました。やはりイメージ通り、東欧からロシアにかけて話されている言葉ですね。

というわけで、『古代スラヴ語の世界史』で扱っているのは、タイトルに「古代」とあるように現代の言葉ではありません。書店でも語学書売り場ではなく、人文の世界史や言語学、あるいはキリスト教の棚に置かれていることが多いようですし、またそこで売れています。

が、あえてここでは現代のスラヴ語とはどんなものかに注目してみました。

なお「キリスト教の棚」でもと書きましたが、『古代教会スラブ語入門』なんていう本も出しています。興味のある方はこちらも是非どうぞ!