罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

面白いことは面白かったのですが……

先日放送が終了したドラマ「ボーダレス」の『メモリアルブック』を落手しました。

乃木坂46からは遠藤さくら、早川聖来、櫻坂46からは渡邉理佐小林由依、森田ひかる、日向坂64からは齊藤京子、濱岸ひよりの7名が出演する坂道グループの合同ドラマでした。

どうも本来は、欅坂46のみで作る予定だったものが、欅坂46のグループとしての停滞、そして改名などがあり、欅坂46単独では製作できなくなり、3坂道合同のドラマとなったようなのです。真実はどうなのでしょう?

さて、今回のメモリアルブックは、販売サイトによってカバーが違っていて、あたしは遠藤さくらが単独カバーのセブンネット版を購入しました。ドラマの中では、ほとんど他のメンバーと交わることがなく、ちょっと寂しげでしたが、彼女のイメージや役柄には合っているようでした。

ところで肝心の「ボーダレス」のストーリーですが、原作小説を読んでいないので、あくまでドラマだけの評価になりますが、やはりちょっと駆け足になりすぎていたように思います。謎解きにしても展開にしても、本当であればもう少し時間をかけて描いて欲しかったところです。

とはいえ、全体としては面白く見たのですが、ひとつだけ気になったのは齊藤京子のキャラです。犯罪や事件に興味を持つのはありですが、あそこまでいくとちょっとヤバいやつすぎます。友達にまで危害が加えられているのに、それでも警察に頼らず事件に突き進むというのは自分勝手と言いますか、常識をわきまえていないのではないかと思います。まあ、素人探偵ものは主人公が好奇心旺盛で、本来だったら警察に大目玉を喰らうくらいのことをしないとストーリーが成立しませんから致し方ないのかも知れませんが……