罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

今日の配本

今日の配本(23/11/30)

ロシア 奪われた未来 ソ連崩壊後の四半世紀を生きる マーシャ・ゲッセン 著/三浦元博、飯島一孝 訳 一九八〇年代初めから半ばに生まれ、プーチン支配の世界で成人した男女四人の多難な人生と家族の物語を紡ぐ、渾身のノンフィクション。 第三の波 二〇世紀…

今日の配本(23/11/27)

脱成長がもたらす働き方の変革 セルジュ・ラトゥーシュ 著/中野佳裕 訳 より多く稼ぎ、万人が働き、より良く生活するために! 気候変動やパンデミックの時代の「働き方改革」を唱え、労働の在り方を問う。

今日の配本(23/11/24)

大仏ホテルの幽霊 カン・ファギル 著/小山内園子 訳 1950年代、朝鮮戦争の傷痕が残る西洋式「大仏ホテル」で幽霊に導かれるように4人の男女の人生が交錯する。韓国社会の“恨”を描くゴシックスリラー。

今日の配本(23/11/14)

地図で読む戦争の時代[増補新版] 描かれた日本、描かれなかった日本 今尾恵介 著 軍用地や軍用鉄道は戦後どのような変遷を遂げたのか。また、日本の支配下にあった朝鮮や台湾、満洲国の地図はいかに描かれていたのか。地図から日本の歩みが立体的に浮かび…

今日の配本(23/10/31)

ヴェトナム(上) 壮大な悲劇 1945-1975 マックス・ヘイスティングス 著/平賀秀明 訳 戦場で何があったのか、戦闘に至る歴史的背景と政治的思惑、その結果もたらされたものを冷徹な筆致で描いたノンフィクションの白眉。

今日の配本(23/10/27)

デリダのハイデガー講義を読む 亀井大輔、長坂真澄 編著/峰尾公也、加藤恵介、齋藤元紀、須藤訓任 著 『存在と時間』などハイデガーの哲学から、「脱構築」はどのように生まれたか? デリダによる読解の革新性を解明するガイドブック。 板ばさみのロシア人 …

今日の配本(23/10/24)

ウクライナの地政学 エマニュエル・アルマンドン 著/村松恭平 訳 1991年の独立以降、ウクライナが直面した重要な段階を描き、ロシア、EU、NATOとの関係がどう変化したかを明らかにする。

今日の配本(23/10/17)

ビザンツ帝国 生存戦略の一千年[新装版] ジョナサン・ハリス 著/井上浩一 訳 不利な条件下にありながら、なぜ長きにわたり存続できたのか。おもな皇帝と印象的なエピソードを軸に、対外関係からビザンツ史を語る。

今日の配本(23/10/11)

まいにちふれるフランス語手帳2024 トリコロル・パリ 監修/ふらんす編集部 編 まいにちフランスを感じることのできる手帳。月ごとにフランスにまつわるエッセイを掲載。単語集付きなのでフランス語学習にも最適。 まいにちふれるドイツ語手帳2024 マライ・…

今日の配本(23/09/29)

少女、女、ほか バーナディン・エヴァリスト 著/渡辺佐智江 訳 子ども時代のレイプ、小さな町での差別、子どもを抱え必死に働いてきたこと、エリートとなった娘との不仲、実の両親を知らないことなど、みな人知れず心に傷を抱えている。大切なのは共にいる…

今日の配本(23/09/27)

脱植民地化 帝国・暴力・国民国家の世界史 デイン・ケネディ 著/長田紀之 訳 脱植民地化は、18世紀末のアメリカ独立革命とハイチ独立に始まり新世界を席捲した第一波から、20世紀末のソ連解体によって引き起こされた第四波にいたるまで、複数回にわたって起…

今日の配本(23/09/25)

アミナ 賀淑芳 著/及川茜 訳 1970年マレーシア生まれの中国語で創作する女性作家による初の短篇小説集。同時代のマレーシアを舞台に、女性の視点から語られる11篇。性暴力をはじめ様々な暴力の影が忍び寄るのを常に感じながら成長する少女の姿や、現在の社…

今日の配本(23/09/21)

極める! スペイン語の語彙・表現ドリル 菅原昭江 著 しっかり学べる問題集として大好評の「極める!」シリーズに新刊が登場! 語彙を増やすには様々な方法がありますが、効率的に語彙と表現力を伸ばすなら練習問題を解くのがお勧めです。語の意味を理解して…

今日の配本(23/09/13)

中国語検定対策2級問題集[三訂版] 伊藤祥雄 編著 実務能力の基礎完成となる2級試験。本書では、【過去問】を問題形式ごとに分けて掲載しています。まずは自力で解いてみて、【解答のポイント】で間違えた箇所を確認してください。続く【傾向と対策】【文…

今日の配本(23/09/11)

ジェイムズ・ボールドウィンのアメリカ 「もう一度始める」ための手引き エディ・S・グロード・ジュニア 著/秋元由紀 訳 都合よく解釈され語り継がれてきた「アメリカ」という物語を噓と断じたうえで、ボールドウィンの意図することとその背景にあるものを…

今日の配本(23/09/08)

外国語を身につけるための日本語レッスン2 読解編 三森ゆりか 著 サッカーで言えば、互いにボールを蹴るだけでは試合を楽しむことはできない。決められたルールという共通理解があってはじめて、言葉や習慣が異なっても、試合が可能になる。これは言葉につ…

今日の配本(23/09/01)

ゴート語入門[新版] 髙橋輝和 著 ゲルマン諸語のなかで最古の文献を残しているゴート語。日本初の入門書。現代英語のより良き理解にも大いに有用。待望の復刊。

今日の配本(23/08/31)

AI時代の感性 デジタル消費社会の「人類学」 ダニエル・コーエン 著/林昌宏 訳 フランスを代表する経済学者が、デジタル消費社会における人類の生き方をめぐり、クリアな視座を提供。専門の経済学はもちろん、脳科学、哲学、文学、人類学など人文学の最新…

今日の配本(23/08/30)

現代中国の精神史的考察 繁栄のなかの危機 栄剣 著/石井知章 監修/阿古智子、及川淳子、古畑康雄 訳 ハンナ・アーレント、ハイデガーの思索を導きに、あるいはロナルド・コースの経済学を頼りに、現代中国を俯瞰する、精神史的考察。 現代台湾クロニクル 2…

今日の配本(23/08/28)

ニュルンベルク裁判1945-46(上) ジョウ・J・ハイデッカー、ヨハネス・レープ 著/芝健介 監修/森篤史 訳 本書は、1958年にドイツで初版が刊行されて以来、多くの版を重ね、「裁判開廷70周年」に合わせて2015年に新版が刊行された、定番の書だ。著者のハ…

今日の配本(23/08/24)

執事とメイドの裏表[増補版] イギリス文化における使用人のイメージ 新井潤美 著 19世紀イギリスのミリオンセラー『ビートン夫人の家政書』によると、社交界では家庭の主婦が集まれば使用人の愚痴に夢中になったという。では、それはどんな愚痴だったのか?…

今日の配本(23/08/10)

独検対策4級・3級問題集[五訂版] 恒吉良隆 著 実際の過去問を通して出題傾向を摑み、ドイツ語力を総合的に高める一冊。聞き取り対策も音声無料ダウンロードで万全。基本単語2000付。

今日の配本(23/08/08)

トルコ語文法ハンドブック[新装版] 林徹 著 日本語との類似点も多いトルコ語。文字と発音の基礎から、こみ入った複雑な表現のしくみまで、読んでよくわかる文法書。待望の復刊。

今日の配本(23/08/04)

真の人間になる(上) 甘耀明 著/白水紀子 訳 1945年9月、日本人も犠牲となった「三叉山事件」をモチーフに、ブヌン族の少年ハルムトの成長を描いた感動の大作。17年かけて執筆し、台湾・中華圏の文学賞を制覇した注目作、ついに日本上陸! 上巻では、終戦…

今日の配本(23/07/28)

スターリンの図書室 独裁者または読書家の横顔 ジェフリー・ロバーツ 著/松島芳彦 訳 血まみれの暴君は「本の虫」でもあった。膨大な蔵書と頁上の書き込みを精査し、思想と政治に及ぼした影響から人格の内奥にまで肉薄。

今日の配本(23/07/27)

ハルムスの世界 ダニイル・ハルムス 著/増本浩子、ヴァレリー・グレチュコ 訳 ロシア・アヴァンギャルドの終焉に燦然と輝くハルムスの超短篇集。「ロシア文学」のイメージを覆す、軽さ、ユーモア、ノンセンス。 二十世紀のクラシック音楽を取り戻す 三度の…

今日の配本(23/07/26)

対訳 フランス語で読むモーパッサンの怪談 足立和彦、村松定史 著 明晰かつ端正なフランス語として、日本では長らく講読テキストとして親しまれてきたモーパッサン。短篇の名手としても名高く、初級文法をひと通り終えた学習者が原文で読む最初の作家として…

今日の配本(23/07/14)

ヘブライ語文法ハンドブック[新装版] 池田潤 著 ユダヤの歴史と文化の源であるヘブライ語は、3000年以上前に誕生し、一度は日常の話しことばとしての機能を失い、19世紀末に千数百年の眠りから「復活」しました。イスラエルの公用語である「古くて新しい言…

今日の配本(23/07/03)

ドイツ語古典文法入門 金子哲太 著 文法に現れる形態や音韻の特徴を古い時代に遡って解説。歴史的視点を通じて現代文法の「なぜ」に迫る。中高・古高ドイツ語の読解付。

今日の配本(23/06/30)

未来散歩練習 パク・ソルメ 著/斎藤真理子 訳 光州事件、釜山アメリカ文化文化院放火事件と五人の女性の生き方を通して、今を生きる・過去を理解する・未来を思うことを重層的に描く力作長篇。 地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み 富山地方鉄道・北陸鉄道・…