罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

35th選抜に関する私見

昨日から関西ツアーに出ております。今回は水曜までの三日間です。半月ほど前のツアーでは、主に大学生協や、少し遠い場所にある書店を回ったので、実は都心部の大型店にはほとんど訪問できていませんでした。ですので、今回はそれらの書店を中心に回る予定です。

そんな関西ツアー、初日のいでたちがこちらです。ハシビロコウのネクタイとブラウスです。

動かない鳥として有名なハシビロコウを身にまとい、関西のあっちこっちを動き回るという矛盾には目をつむってください。またハシビロコウが話題になったのも数年前のことになりますので、いまさらハシビロコウかと怪訝に思われる方も多いと思いますが、ご寛恕いただければ幸いです。

そんな関西ツアー出発直前に、「乃木坂工事中」で35枚目シングルの選抜メンバーが発表されました。それに関する私見を少々。

まず、前々から書いているように選抜の人数が多すぎます。これでは歌番組に出ても、フロントや中心軸のメンバー以外はほとんど映らないのではないでしょうか。それでも本人やファンにとっては「テレビ番組に出た」という事実が大切なのでしょう。それは理解できますが……

そして選抜メンバーです。前日に山下美月の卒業が発表されていたので、彼女がセンターを務めることは予想されていました。ネットでは三期生全員選抜が噂されていましたが、あたしは若干否定的でした。イマサラ感はあるものの、収録曲の中に三期生曲がMV付きであれば、それで十分ではないか、というのが正直な感想です。

ただ、ずっと頑張ってきたメンバー全員に何らかのかたち報いようという運営の方針は温かみが感じられて、四期生、五期生にとっても活動の励みになるのではないでしょうか。われわれファンはミーグリやグッズの売り上げだけで個々のメンバーを順位付けしがちですが、運営側はファンが見られないところでメンバーの姿を見ているわけですから、そこは信じてあげないといけませんよね。

そして今回、一番驚いたのは選抜からアンダーへ落ちたメンバーです。あたしが個人的に推している柴田柚菜はまあ仕方ないのかも知れませんが、筒井あやめ、菅原咲月の二人が落ちたのは以外でした。試練を与えたというか、将来への布石、修行の場と考えているのでしょうか。

あやめちゃんは井上和と同じ学年。堀未央奈が入ってきてアンダーへ落ちた星野みなみと似た感じ、印象を受けますね。あやめんには再びの巻き返しを期待したいです。小吉こと菅原咲月は将来のキャプテン候補と呼ばれているのにアンダーとは、これが実は今回一番の驚きです。これこそアンダーも経験しておくことが将来への布石と考えればよいのでしょうか。

五期生加入以来、人によって意見はあるでしょうが、あたしは井上和と菅原咲月のペアが非常にしっくりきていて好きでした。運営は井上和をピンでセンターに育てたいみたいですが、あたしはむしろ白橋のように、なぎさつの二人でセンターを挟むという形が乃木坂46の未来像だと思っているのです。

ところが今回の選抜のフォーメーションをみても井上和のシンメは川﨑桜になっています。最近はこの二人のペア売りが多くなっているような気がします。運営の将来像はこの二人をツートップとして売っていくことなのでしょうか。三期生も美月の後に何名か卒業が控えているメンバーもいるでしょうから、今回のシングルは一期生・二期生卒業後の次のターニングポイントになりそうですね。

ところで、今日2月20日はレジェンドと言ってよいでしょう、一期生の橋本奈々未伊藤万理華の誕生日ですね。