罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

日曜大工?

この季節はの天気は、晴れが続く太平洋側です。 というわけで、少し前から気になっていた(特に母が気にしていた)庭の物置の屋根を塗り直しました。かれこれ設置して数十年、たぶん四半世紀を超えようかという月の風雪に耐え、庭に立ち続けた物置ですが、いい加減屋根の錆が酷くなってきました。 二階のベランダで洗濯物を干している母は、毎日のように錆付いている物置の屋根を眺めては、そのうち穴が開いてしまうのではないかと気になっていたようで、そうなる前にせめてペンキの塗り直しをしようということになりました。錆止め効果のあるペンキを買ってきて、さあこれで、また何年かは耐久性を維持することができるのでしょうか? 写真で見ると臙脂色をしていますが、それはほぼ錆付いているところです。もともとは濃い赤、紅色と言ったほうがよいような色でした。今となってはどんな色だったのか正確には覚えていませんが、今ではすっかり錆だらけです。

臙脂色の屋根から、こんどはきれいな青、空色のようなペンキを買って塗ることにしました。赤から青、まるで先日のアメリカ大統領選挙のようですね(笑)。 屋根には勾配があるので、塗ったペンキの流れる向き、それと自分が屋根から降りる場所を考慮して塗り始めました。0.7リットルのペンキでちょうどよいだろうと見当をつけて買ったものですが、結果的にはぴったりの量でした。 こういう日曜大工的なこと、最近はほとんどしたことが無かったのですが、意外とうまく塗れたのではないかと自画自賛です。写真で見ると、目にも鮮やかな空色の屋根が徐々に出来上がっていくのがわかっていただけると思います。如何でしょう?

塗り終わって、改めて眺めてみましたが、まあ、よく出来たのではないかと思います。 こういうペンキは二度塗りした方がよいみたいなので、来週、同じペンキでもう一回上から塗っていこうと思います。これでまたしばらくは穴も開かず、使い続けることが出来るようになったのではないかと思います。 ただ、軍手をして塗っていたのですが、指の先はペンキが沁みてきてしまい、軍手を外した指の先っぽが空色に染まっていました。石けんで洗っても取れません。数日はこんな感じなのだと思います。シャツやズボンもちょっとペンキが飛び散ってしまいました。

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