罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

願望と言いますか、夢想と言いますか、単なる妄想です

東京新宿の紀伊国屋書店では一足早く始まっていますが、公式には本日から光文社の日向坂文庫フェアがスタートです。

光文社文庫のうちの22作品に、日向坂46のメンバーのカバーが掛かったフェアです。これまで、同じ出版社だったか忘れましたが、乃木坂46が何回かやっていましたね。更にその前にはAKB48でもこういうフェアを試みていたと記憶しています。

乃木坂46の時もそうでしたが、今回もメンバーが読んで選んだ作品というわけではないようです。作品世界とメンバーの個性をうまく組み合わせているようにも思えません。単純にメンバーが22人なので、光文社が22作品を選び、適当にメンバーに割り振っていったという感じだと思います。

そういうやり方を非難しているわけではありません。もちろんメンバーの中には本好きな子もいるでしょうし、そうでない子もいるでしょう。ですから一律に作品を選べと運営側から指示があってもすぐに選べる子とそうでない子が出てしまうでしょう。なので、メンバーに選ばせるというのは時間的なことを考えると現実的ではないと思います。

ただ、それならせめて選んだ作品(自分がカバーを担当する作品)くらいは読んで、帯に使える一言メッセージくらいは準備して欲しかったなあ、というのが本好きな者としての希望です。これは乃木坂の時にも感じたことです。AKBの時は記憶が定かではないのですが、メンバーが多いので本好きメンバーだけで企画されていたと思います。ですから自分で選んで自分で一言も書いていたのではなかったかと……

というわけで、ああだこうだと書き連ねてしまいましたが、正直な気持ちを書きますと「光文社さん、羨ましいなあ」というものです。あたしだってやりたいよ、と切実に思います。

なので、勝手に公式サイトに載っているメンバーのアー写を使って、Uブックスとコラボさせてみました。出来上がったポスターが一枚目の画像です。どうですか?

Uブックスは新書判なので、手軽に読めると思いますので、こんな風にメンバーが表紙を飾ってくれたら、ふだん海外小説なんて読まない人でも手に取ってくれるのではないでしょうか?

ところで、数年前に乃木坂46で行なわれたフェアの頃に、海外文学シリーズの《エクス・リブリス》で乃木坂46とコラボしたポスターを自作したことがあります。それが二枚目の画像です。乃木坂46の方がメンバーの人数を多いので、作品も多くなっていますが、こちらはこちらでなかなか壮観ですね。

それにしても、本気でこんな企画をやるとしたら、乃木坂46や日向坂46側にいくらくらい支払わないといけないのでしょう。それを考えると、書店で本が相当数売れないと元が取れそうにありませんね。以前の乃木坂46の時は、書店によっては売り切れになっているメンバーが何人もいたようでしたが、それくらい売れればカバー出演料くらい余裕なのでしょうか?