罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

「我的」が流行り?

 

店頭で『中国語で読む 我的ニッポン再発見!』という本を見かけました。どこかで見たことのあるタイトルですね。

そうです。『我的日本 台湾作家が旅した日本』です。

どちらも「我的」が共通していますが、前者は「わたしの」と読ませるようですが、後者は「われてき」ですので、カナで検索するときは両方いっぺんにヒットすることはなさそうです。

それに、前者は中国語の学習書というスタイルですが、後者は完全なエッセイですので、語学書の棚と文芸の棚というように、書店で置かれる場所も異なるはずです。

とはいえ、間違って発注されてしまうことがないとは言えないでしょう。こちらも気をつけないとなりませんね。