罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

きちんとした評伝を読みたい方にはこちら!

以前『帰ってきたヒトラー)』という小説がヒットし、映画にもなりました。

内容は(あたし、小説は未読、映画も未見)、現代にヒトラーがタイムスリップして現われ、いろいろと周囲を騒動に巻き込んでしまう、というものだったと思います。アイデアと言いますか、着想としては取り立てて奇抜なものではなく、古今東西の映画で使い古されたものだと思いますが、これだけ話題になりヒットしたのは、ヒトラーを主人公にしたという点もそうですが、やはり作品として優れていたのでしょう。

それに味を占めたのか、こんどはムッソリーニだそうです。

映画「帰ってきたムッソリーニ」が公開だそうです。

見事にパクった邦題ですね。原題もそうなのでしょうか? こちらの内容も現代にムッソリーニが現われて騒動を巻き起こすという、ヒトラーと同じようなストーリーのようです。まさしく二番煎じです。レーニンスターリンチャーチルでもこういった設定の映画ってあったでしょうかね? 「毛沢東が現代中国に現われて……」という映画なら作られそうな気がしますけど。

それはともかく、ムッソリーニって名前だけは聞くけど、日本ではヒトラーほど知られているわけではないですよね?

ということで、ムッソリーについて知りたい方にはこちらをお薦めいたします。

 

少しボリューミーですが、本格的なムッソリーニの評伝です。この機会に如何でしょうか?