罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

そこはかとなくエロスを感じる?

近刊『俺の歯の話』の装丁です。

爽やかな色遣いですね。そしてちょっとマグリットっぽい気もするのですが、如何でしょう? そう言われるとそんな風に見えてきませんか? マグリットにも似たような絵がありましたよね?

もちろんこの本の装丁は、見ておわかりのように「歯」です。あたしは詳しくないのですが、専門家ならどの歯が臼歯、どの歯が犬歯とか、この装丁のイラストでもわかるのでしょうか? たぶん虫歯はないはずです(笑)。

この歯のイラスト、章扉にも描かれているのですが、それが二枚目の画像です。

歯のイラストですよね。

でもよーくご覧ください。

何かに見えてきませんか?

あたしだけの勘違い、目の錯覚かもしれませんので、あえてここで、あたしには何に見えているのかは書きません。どうぞ好きなようにお考えください。

ちなみに、カバーを外した表紙には、競売人の物語ということでハンマーが描かれています。店頭で手に取ってお確かめください。