罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

ルールは変わる

日向坂46の新曲「ソンナコトナイヨ」はType-A、Type-B、Type-C、そして通常盤という構成で発売されています。通常盤はCDのみですが、Type-AからType-Cには特典Blu-rayが付いています。

 

 

そのBlu-rayに収められている特典映像はメンバーの大富豪大会の模様です。メンバーを4チームにわけ、それぞれ大富豪を4回行なって最終戦で大富豪になったメンバーが勝ち抜け、各チームから勝ち抜けた4名による決勝戦、という仕組みです。Type-Aには2チームのゲームの模様、Type-Bには残り二チームのゲーム、そしてType-Cが決勝戦とご褒美ロケという収録内容でした。

最初にネタバレを書いてしまうと、決勝に勝ち上がったのは、金村美玖、上村ひなの、高本彩花、宮田愛萌の四名で、最終的に勝ったのは上村ひなので、第二位の富豪は金村美玖でした。

で、あたしがこのダイアリーで書きたいのは大富豪のことです。

ここまでふつうに大富豪と書いてきましたが、トランプゲームだということはあえて言う必要もないでしょうか? あたしも子供のころやっていました、流行っていたのはいつごろだったでしょうか? 中学生だったか高校生だったか、もう覚えていません。ただ、ルールは覚えていて、今回日向坂46のメンバーがやっていたのとはちょっと異なっていましたので、そのことに触れたいと思います。

今回、ナレーションでもいわれていたルールは「革命」「8切り」「スペ3」「縛り」「都落ち」です。実はあたしがやっていたころにはこんなルールはどれもありませんでした。いや、この手のゲームはローカル・ルールが無数に存在するでしょうから、たまたまあたしたちがやっていたところではそうではなかったというだけかも知れません。

ちなみに、「革命」は4枚出しするとカードの強さが逆になるというルール、「8切り」は8を出すとそこで流すというルール、「スペ3」はスペードのエースがジョーカーに唯一勝てるカードとして使えるというルール、「縛り」は同じ柄のカードが3買い続けて出されたら、その柄以外のカードは出せないというルール、「都落ち」は大富豪が大富豪になれなかったら大貧民に落ちるというルールです。

逆に、あたしたちのころのルールでは毎回、大富豪、富豪、平民、貧民、大貧民となるように席(並び順、座り順)を変えていました。なおかつゲームは必ず大富豪スタートでした。大貧民をとことん大貧民に落とし続けるようなルールになっていたのです。

そしてここが一番違うのですが、あたしたちのころは「大富豪」ではなく「大貧民」と呼ばれていました。