罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

今日の配本(21/07/09)

ニューエクスプレスプラス アイヌ語

中川裕 著

アイヌ語は、北海道を中心に、サハリン、千島、古くは東北地方北部でも話されていた日本の先住民族アイヌの言葉です。言語系統は異なりながらも、日本語とは長年隣接していたため語彙レベルでは相互に影響があります。母語話者は減少しましたが、近年は復興運動もさかんになっています。2020年にオープンした国立アイヌ民族博物館を含む民族共生象徴空間ウポポイでは、展示などにアイヌ語が使用されています。これからアイヌ語を見聞きする機会がきっと増えることと思います。

ニューエクスプレスプラス ハンガリー語

早稲田みか、バルタ・ラースロー 著

ハンガリー語ハンガリーとその周辺で使われている言語です。ハンガリー語話者の祖先は、民族移動によってウラル山脈から現在の地にたどりつきました。「生まれは東なれど育ちは西」という歴史が、ハンガリーを他のヨーロッパ諸国とは一味ちがう魅力あふれる国にしています。音楽、高級磁器、料理、刺繡など誇り高きマジャル文化で知られ、首都ブダペストは「ドナウの真珠」と形容される美しい都市です。文法と会話を同時に学べるこの本で、ハンガリー語の世界にふれてみませんか。