罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

容姿を揶揄してはいけない

始まってしまいましたね、オリンピック。

今のところ、ニュース情報番組のコーナーとしてオリンピックの映像が流れるのは見たりしていますが、いわゆる生中継などは一切見ていません。だって、コロナとは無関係にオリンピックって、昔から興味がなかったですから。

そもそも、運動が得意手はない人、スポーツ以外に楽しみがある人にとって、「スポートで感動を」と言われてもピンと来ない人も多数いるのではないかと思います。別にスポーツで感動する人がいるのは否定しませんし、それが大多数なのは理解していますが、国民こぞってオリンピックで感動するかのような報道にはしらけるものがあります。

閑話休題

いろいろとゴタゴタ続きの東京五輪ですが、女性芸能人の容姿を揶揄した演出問題で辞任に追い込まれた人がいましたね。あの演出、オリンピックのピックとブタのピッグをかけて楽しむというのは別に悪いことだとは思いません。安易と言われるかも知れませんが、国際的にもわかりやすいのではないでしょうか?

問題は女性芸能人を使おうとしたことにあるみたいです。伝え聞くところによると、渡辺直美を使う予定だったとか。確かにそれでは「容姿を揶揄している」と言われても仕方ないですね。でもたとえば、これが渡辺直美ではなく、坂道グループのメンバーとか、女性ファッション誌のモデルや若手女優なんかにやらせたとしたら、どういう反応になっていたでしょう? どういうコスチュームや化粧を施すかによると思いますが、たぶん「カワイイ!」といった反応を生むようなものになっていたのではないでしょうか?

それに、別に女性に限る必要はないわけですから、ジャニーズのタレントたちにもブタの扮装をさせてパフォーマンスしてもらったらどうだったでしょう? こちらもそれほど否定的なイメージにはならなかったのではないかと思います。となると、容姿を揶揄するというのは、どういったところに問題になるならないのラインがあるのでしょう?

こんな予想というか妄想、考えが甘い、意識が低いと言われてしまうのでしょうか。