罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

こういうことをされるとAIは困ってしまうのでしょうね

あたしが日常的に使うネットショップは、ヨドバシカメラ楽天市場です。できるだけ使うサイトを固めた方がポイントも貯まりますので、なにかとお得です。

ちなみに、アマゾンでは買い物はほぼしません。検索などで利用はしますけど、買い物は上記のサイトを使うことがほとんどです。

さて、右の画像はヨドバシドットコムの画面の一部を切り出したものです。中国の作家・宝樹の『時間の王』という短篇集のページです。来月中旬に早川書房から刊行予定の中国SFです。

そのページの中に「……を見たお客様はこれも見ています」と紹介されているのがこの画像です。ページで「見ている」と言われているのは、乃木坂46の4期生を特集した雑誌『Platinum FLASH』です。

中国SFと乃木坂46、ちなみに、『時間の王』のページで「見ています」と紹介されているのは『Platinum FLASH』以外にはありません。いったい誰がこの二つを見ているのかと問われれば、あたししかいないでしょう。

ちなみに『Platinum FLASH』のページで「……を見たお客様はこれも見ています」で挙がっているのは、同じようなアイドル系グラビア誌ばかりです。

どうみても不自然な誘導、訪問者の検索履歴だけに頼っていると、こういうことが起きてしまうわけですね。

かつて、まだヨドバシドットコムでは書籍がほとんど扱われていなかったころ、アマゾンで仕方なく中国史学術書を買ったことがありました。その時一緒に、皆藤愛子のファースト写真集『あいこ日和』を購入しました。すると、その学術書のページの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」には長い間皆藤愛子の写真集だけが載っている状態が続きました。

ある意味、アマゾンをはじめとするAIに対する嫌がらせですね。