罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

MD、もうダメ?

昨日の朝日新聞の夕刊、社会面にこんな記事が載っていました。

「消えるMD」とありますが、そもそもこの記事を読んだ人の何人くらいが「MD」を知っているのでしょう? 知っている世代に属するはずの年配の方だって、知らない、見たこと聞いたことない、という人が多いのではないでしょうか? 若者は「それ、何?」という感じでしょうね。

そもそも「MD」を「エム・ディー」と呼んではくれるでしょうけど、「ミニ・ディスク」の略だと知っている若者がどれだけいるのかしら?

もちろん、あたしは知っていますし、あたしの寝床の枕元には、左の写真のようなMDコンポが置いてあるのです。

パナソニック製です。AM/FMラジオが聴けます。MDも聴けます。そして下部はCDチェンジャーで、CDを6枚挿入できるコンポなのです。こういうのを懐かしいと感じるのか、骨董品だと思うのか、人それぞれでしょうね。

コンポがあるくらいなので、MDだって何枚も持っています。

どうしてかと言いますと、以前乗っていた自家用車のカーステレオにMDプレーヤーが付いていたのです。そして車内で音楽を聞くために、持っていたCDをMDにダビングするために、このコンポを買ったのです。

ですから、このMDの山は、もともとは自家用車の中に置いてあったものなのです。ちなみに現在のマイカーはCDやDVDのみ対応で、MDは聞けません、プレーヤーが付いていませんから。

仕方なくマイカーから持ってきて、枕元に置いてあります。たまに聞こうかと思うものの、自宅ならMDでなく、ダビング元のCDがあり、それをコンポに入れればよいので、MDを聴く機会もほとんどないですね。