罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

代替わりした実家のような……

乃木坂46が結成10周年です。夏前には過去最大の会場でのライブも控えています。そのライブで卒業しそうなメンバーも、発表を含めると何名かいるのではないかという気がしないでもないです。

あたしの勝手な想像ですが、秋元真夏が卒業となったら、ライブかセレモニーはきっと行なわれると思います。そしてステージにこそ立たないものの、卒業していったメンバーも、その多くが会場に駆けつけ、乃木坂46としての真夏の最後の姿を見守ると思います。

そんな風に節目になるとOGが大集合という図は、ファンにとっては嬉しいニュースではありますが、それもいつまで続くのでしょう? たとえば、一期生が全員卒業してしまった後のライブ、たぶんそうなると二期生も誰も残っていない可能性が高いですが、そんなライブにまいやんやなーちゃん、生駒ちゃんなどの初期のメンバーが見に来るでしょうか?

例えて言うならば、両親が亡くなり、現在は長兄家族が守っている実家に帰省するような感じでしょうか? 片親でも存命であれば自分はそこの家の子供として大手を振って帰省できますが、両親が亡くなってしまうとなんとなく足が遠のくって、誰の家庭にでもあることではないでしょうか?

乃木坂46の一期生、二期生が全員卒業してしまった後のライブにOGが来るのか否かって、ちょうどそんな感じに似ているのではないかと思うのです。もちろんファンとしてOGが来てくれることを期待します。ステージに立つことはなく、関係者席から見守るのが乃木坂らしいとも思います。

まいやんやさゆりんごは、辛うじて四期生も知っていますし交流もあったのでよいですが、それ以前に卒業したメンバーってどうなのでしょうか? でも、今でもライブには卒業生がこっそり来ていて、楽屋裏ではOGと新しく入ったメンバーが仲良く交流していてくれたら、ファンとしてはたまらないものがあります。