罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

書棚を増設?

このダイアリーでは過去に何度も「書架がもういっぱいで、本を並べられない」と書いてきました。そして、「だったら本棚を増やせばいいじゃん」と言われても「本棚を並べるスペースがない」と、これまた納戸も愚痴をこぼしてきました。ですので、この一年、二年は残されたわが家のスペースの中、どこに書棚を設置できるかが喫緊の課題となっていました。

なんとかスペースをやり繰りして書棚を増設してきましたが、今回は新しい試みです。

右の写真は、わが家のスライド式本棚の上部です。スライド式本棚は180センチくらいの高さなので、その上が天井まで空きスペースになっています。

これまではそのスペースの中間くらいの高さに棚を作って、PCソフトの函を並べていました。しかし先日、思いきって断捨離をし、かなり古いバージョンのPCソフトをすべて処分したのです。もちろん、今では使っていないのに、なぜか大事に持っていてソフトもありました。そういったものを、きれいさっぱり処分したので、スライド式本棚の上部空間が丸ごと空いてしまったのです。

スライド式本棚は、奥行きがありますので、だからPCソフトの函のようなものを並べていたのですが、ここに置ききれなくなってきた文庫を並べようと思った次第です。ただ、文庫を並べるには高さも奥行きも無駄なスペースが多すぎるので、近所のホームセンターで材木を買ってきて、ちょっとした棚を作り、そのスペースに設置しました。これで奥と手前、二重に本を並べられますし、奥は上げ底になるので、どんな本が並んでいるかよく見えます。

並べてみて思ったのですが、この高さと奥行きであれば、もうちょっと低い棚を更に作って、手前と奥の二重ではなく、三重に文庫本を並べることができそうです。

こんな風に、高さに違いを持たせて、手前と奥とに本を並べるのは多くの人がやっていることでしょうが、わが家の書棚では初めての取り組みでした。