罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

願掛け?

このダイアリーでも時々話題に出している、あたしの妹家族、そこの長女、つまりあたしの姪っ子にあたるわけですが、その子はいま中学三年生なので、年が明けると受験です。そこで金曜日、午後から人文会の例会があったのですが、そこへ向かう前に湯島天神へ寄ってお守りを買ってきました。

それが右の写真です。湯島天神のサイトを見ますと、郵送での購入も受け付けているのですね。それもで効果のほどは同じなのでしょうか? あたしは古い人間なので、きちんと現場へ買いに行かないとダメなのではないかと思ってしまいます。

サイトに出ているお守りを見ますと、学業のお守りは800円と1200円のものがあるようです。ちょうど財布に1000円入っていたので、800円のお守りは買って、200円をお賽銭にしてお祈りしてこようと考えていました。

しかし、いざ売り場へ行ってみると1200円の方が立派に見えたと、財布の中には100円玉もちょうど2枚入っていたので、1200円の方を買ってしまいました。財布の中には10円玉が1枚しか残っていません。

仕方ないので、その10円玉を賽銭箱に投げ入れ、姪っ子の合格祈願、それとその下に中1の甥っ子、小六の姪っ子もいるので、この子たちの学業、それから妹家族の健康、そしてもう一つ、母がこれ以上ボケませんようにとお祈りしてきました。

さすがに10円でこれだけのお願いは図々しいかもしれませんが、お守りに1200円使っているので、道真公としては問題ないでしょう。そもそも金額の多寡で願いを聞き届ける、聞き届けないなんてこと、神さまがするわけありません。

ちなみに、勤務先から湯島天神へ向かう途中には、湯島聖堂があります。こちらは萬世の師表・孔子を祀っているところです。菅原道真孔子だったら、孔子の方がはるかに優秀で格上の存在ではないかと思うのですが、やはり日本人には日本人の神さまがよいのでしょうか?