罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

次の卒業は?

昨年末で乃木坂46の一期生、齋藤飛鳥乃木坂46を卒業しました。これで一期生はキャプテンの秋元真夏のみ、二期生も一足早く、鈴木絢音の一人になってしまっていますので、2023年は三期生以降が本格的に乃木坂46の中心になっていくのでしょう。

今年は五期生が選抜メンバーにも入ってくると思われますが、その一方で次の卒業生は誰になるのか、ということにも関心が向いてしまいます。順当に考えると上から順番に真夏か絢音ちゃんなのでしょうけど、あたしはこの二人の前に三期生から卒業生が出るのではないかと思っています。

こう書いてしまうと見も蓋もないですが、三期生の中にはもう選抜メンバーになれる可能性が非常に低いメンバーが見えてきています。五期生も加わってくると、ますます選抜メンバー入りは狭き門になります。そろそろ踏ん切りをつけて卒業という選択肢も視野に入ってくるのではないかと思っています。

逆に、真夏と絢音ちゃんはもう少しいてくれそうですし、外仕事が忙しくて卒業間近と思われがちな美月も、少なくとも今年の卒業はないだろうと予想しているのですが、あたしの願望も入っているので、別に確証があるわけではありません。

ちなみに、卒業した齋藤飛鳥乃木坂46を代表するようなメンバーだったのか、乃木坂46の象徴だったのか、難しいですね。確かに、この数年はエースとして後輩を引っ張る存在でしたが、世間的な知名度ではまいやん、なーちゃん、いくちゃんには遠く及ばないと思います。

ただ、末っ子メンバー、そしてアンダーメンバーとしてスタートし、選抜とアンダーを行ったり来たりしながら徐々に中心メンバーに成長し、センターに定着していったストーリーは乃木坂46の成長過程と重なるところがあって、乃木坂46のここまでの歴史を体現していると言えるのではないかと思います。

飛鳥が変わったのは、あたしはななみんの卒業だったと思います。あそこまでは妹キャラとまでは言いませんが、年下メンバーとしてななみんをはじめとするお姉さんメンバーに甘えていた飛鳥が、あそこから先輩として、後輩を導くようなキャラに明確に変わったと感じます。それだけななみんの存在が飛鳥には大きかったのだと思いますが。