罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

ベストセラー第三位!

昨日に続いて朝日新聞に、あたしの勤務先の刊行物が載っていました。昨日同様、書評欄・読書欄ではなく、本日はGLOBEです。

このGLOBEには、ほぼ毎回、世界の国々のベストセラーが紹介されていますが、本日はフランスのベストセラーが掲載されていました。その第三位が『クレムリンの魔術師』でした。

本書は昨年の12月に刊行されたものですが、そのちょっと前に他社から『クレムリンの殺人者』という本が刊行されていて、ジャンルは異なりますが、似たようなタイトルなので「二番煎じ」と思われないか心配になりながら書店を回っていたのを覚えています。

『殺人者』の方はノンフィクションのようですが、『魔術師』はあくまで小説ですので、どうぞお間違えのないようにお願いします。とはいえ、こういった本が日本で刊行されるのも、ロシアによるウクライナ侵攻があったからなのでしょうね。哀しい現実です。

クレムリンつながりで言いますと、あたしの勤務先からは『クレムリン(上)』『クレムリン(下)』という本も出しています。こちらは「紅い城塞の歴史」という副題が示すとおり、ロシア帝国からプーチンまで、ロシア政治の中心であったクレムリンを描いた歴史書になります。