罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

人は夢を何度見る?

乃木坂466のニューシングル「人は夢を二度見る」にちなんで、日曜日のラジオ番組「乃木坂46の「の」」で「よくみる夢は何か?」というトークが繰り広げられました。

そもそも、今回のシングルのタイトルですが、寝ているときに見る夢のことを言っているわけではなく、自分の将来に叶えたい夢のことを歌っていると思うのですが、如何でしょう? それこそ子供のころに「大きくなったら……になりたい」といったことですよね?

でも「乃木のの」では夜にみる夢のこととして語られていました。面白いものです。

そもそも寝ているときに「夢を見ない」という人も時々いますよね。夢は見ているのだろうけど覚えていない、という人だっているはずです。それに一晩で何本かの夢を見るときだってあるはずです。

ちなみに、あたしがよく見る夢は悪霊を退治する夢です。

「退治」と言ってもやっつけてしまうのではなく、捕まえると言った方が正しいです。夢の中であたしは「悪霊コレクター」なのです。空のペットボトルを持ち歩いていて、悪霊に出会うとそのペットボトルの中に閉じ込めて自宅に持ち帰るのです。

自宅に持ち帰ったら、ペットボトルから取り出して、ペットとして飼育するのです。まあ、相手が悪霊ですから飼育と言っても何かするわけでもなく、自宅の中に放し飼いにしているだけなのですが……

悪霊に取り憑かれないのか、と夢の中でも驚かれますが、コレクターですからそんな心配は無用です。悪霊はあたしには手も足も出ません。あたしを敵に回すとどれほど恐ろしいことになるか、悪霊も本能的に感じているのです。

そんな風だと、わが家は世界中の悪霊だらけになってしまうだろうと思われがちですが、2週間から長くても一か月もすれば、悪霊たちはわが家で浄化されて消えてしまうのです。ですから、わが家には常に悪霊が放し飼いになっているわけではありません。

もちろんわが家には結界が張り巡らされているので、悪霊たちがわが家から逃げ出すなんてことはできません。仮に逃げたとしても絶対あたしに捕まえられます。そうなるとものすごく怖いお仕置きが待っているので、悪霊たちもそんなバカなことはしないのです。

あたしがよく見る夢はこんな夢です。