罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

ブルーライトと言ったら……

つい最近知った言葉に「ブルーライト文芸」というのがあります。人気ドラマ「不適切にもほどがある」ではありませんが、「ブルーライト」と言ったら「ブルーライトヨコハマ」だと思ってしまうのは昭和世代の性でしょうか。

それはさておき、最近、こんな記事を読んだのです。「「青い」キラキラした、エモいイラストが表紙になっている文芸作品のこと」とあります。それで思い出したのが、あたしの勤務先から刊行した最近の文芸書です。

画像をご覧ください。青っぽいと思いませんか。まあ、百歩譲って青っぽいは認めるとしても、「キラキラした」「エモいイラスト」かと問われると、ちょっと首をかしげてしまうかも知れません。そこはご寛恕いただければと思います。また同記事には内容に関しても

ブルーライト文芸には典型的な話のパターンがあります。ヒロイン(や恋人、想い人)と出会い、最後に消失するということです。また、最近の作品ではそこまで露骨ではありませんが、『田舎』や『郊外』の『夏』を舞台にしがちであるという共通点もありました

とありますが、『房思琪の初恋の楽園』などはイイ線いっているのではないでしょうか。