数日前にご紹介した、わが家の曼珠沙華。その時にはまだ蕾が残っていましたが、すべて咲きそろいました。
昔から「立てば芍薬」と言いますが、あたしはこの曼珠沙華の凛とした立ち姿が好きです。そして、なんといっても華奢な姿態、これがたまりません。
曼珠沙華は、墓地やあぜ道になどに群生しているイメージがありますが(特に赤い花の曼珠沙華は)、こんな風に植木鉢で一輪だけですと、その華奢さがより強調されてしまいますね。
そして、群生とまでは言えませんが、わが家の玄関先にはもう一輪、曼珠沙華が咲いています。
そちらも、ご覧のように満開です。お彼岸の訪れと共に咲き始め、お彼岸が終わるのと歩調を揃えるように散っていくようです。たぶん、あと数日の命でしょう。
そんな儚さが、染井吉野に通じていて、あたしが好きな理由かも知れません。パッと咲いて、パッと散る、その刹那の美しさ、なんとも言えません。来年は、もっと株を増やしたいですし、できることなら黄色い曼珠沙華も庭に咲かせてみたい者です。
さて、話はまるで変わってしまいますが、最後の写真はわが家の書架、その中でも韓国文学を主に並べている棚です。
気づくと各社から新刊が出ていますし、これからも出るようです。とても全部を追い切れませんが、それでも気になったのは購入して読んでいます。
さて、刊行されている韓国文学はブームの牽引役であるフェミニズム系の作品が多いようですが、もっといろいろなタイプの韓国文学が紹介されると、もっと裾野が広がると思うのですが、どうでしょう?
ところで、あたしの書架、気づくと並んでいる韓国文学が増えています。そろそろ別のスペースを準備しないと置ききれなくなりそうです。