罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

2019-06-08から1日間の記事一覧

作家と土地

昨晩のイベント「アジア文学の誘い@チェッコリー第3回『年月日』」の感想を少々。とは言っても、イベントの感想と言うよりは閻連科とその作品についての感想になりますが…… 今回取り上げられた『年月日』は、日本で閻連科の名前が出たときに真っ先に挙がる…

2019年版

2019年版のブックカタログが出来上がりました。 あたしの勤務先では、語学書カタログと新書カタログが別にありますので、それ以外の書籍を収めたものがこのブックカタログになり、通常、読者の方が「図書目録、ください」と言ってくる場合に指しているのはこ…

旅のお供に是非この一冊、いや二冊を!

河出書房新社から、閻連科自選短篇傑作選『黒い豚の毛、白い豚の毛』が出るというので、どんな本なのかと思って同社のサイトを見ていましたら、こんな本も見つけました。 『はじめてフィンランド 白夜と極夜 ひとり旅』です。 在日フィンランド人による、コ…

同じ新書なのだから仲良くしませんか?

ちくま新書から『双極性障害[第2版]』が刊行されました。「第2版」とあるくらいですから、名著なのでしょう。 ところで、文庫クセジュにも『双極性障害』という一冊があります。どちらも同じ新書というサイズです。是非是非、お隣に並べていただけると嬉…