罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

重版2点

指揮者は何を考えているか』の重版が決まりました。

刊行直後から動きはよかったのですが、書評などもあって、その動きがいよいよ大きな流れになってきました。

芸術ジャンルというのは、どうしても書店店頭でのスペースが広くはなく、売れていると言っても文芸作品のように大量に積んで展開するというタイプのものではありません。むしろじわりじわりt、気づいたらまた売れていた、という感じで数字が伸びていくものです。もちろん音楽書が強いお店や大型店などは投書から平積み面陳でバンバン売っていただいていましたが、こういう流れになると比較的小規模な大店でも「一冊くらい棚にあってもいいかな」という空気になってきます。

引き続きよろしくお願いします。

そしてそして、先日「重版が決まりました」とお伝えした新刊の『手話通訳者になろう』ですが、その重版が出来上がる前に再重版が決まりました。第三刷です。

書店店頭の動きもようやく追いついてきた感じがわかるのは、取次倉庫からの補充が桁違いだからです。もちろん、その中にはネット書店からの注文も含まれているでしょうが、経験的にこれくらいの動きになると実際の書店でも動いていると言えます。

医学書売り場での展開も多いのですが、読者の声を聞いていますと「高校生がこの本を読んで手話通訳者になろうと思った」といったものもあるので、学生・磁土向けの将来の職業を考える本のコーナー(そういうのがあれば)などでも展開すると面白いのではないでしょうか?