罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

始めは処女の如く

深夜零時をもって東京を始めとする一都三県の非常事態宣言が解除になりました。

既に先週末から解除ムードで飲み食いしている人たちもいるのかと思いますが、確かに今日の街の人出はコロナに対して気を張っている雰囲気は感じられません。ほぼ全員がマスクをしていることを除けば、コロナ以前の様子と変わらない気がします。

もちろん、さまざまなお店の人に聞けば、人出はまだ何割しか戻っていない、といった感想も聞かれるのでしょうけど、あたしの目には以前と変わらなく映りました。

そういうわけで、あたしも今日からは在宅ワークをやめて、週五日の勤務に戻しました。

もちろん、わが家には七十代後半の母がおりますので、都内の感染状況を見ながら、やはり在宅ワークを継続するか判断したいと思いますが、ひとまずは毎日会社へ行って、そして書店営業も復活です。

早速今日も少し回ってみました。久しぶりの書店営業でちょっとドキドキします。

ある意味、新人のころの初々しさを取り戻したと言ったら、あまりにも図々しい物言いかも知れませんが、でも正直な話、多少の緊張感はありました。

あとは、回った分だけ注文が取れるとよいのですが……