罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

お気づきだろうか?

まもなく配本の『トマス・ジェファソン(下)』と、先に発売されている『トマス・ジェファソン(上)』です。

装丁は、デザインがほぼ同じで、色が異なります。そして印象的なのが中心を縦に貫く黒い帯状のデザインです。

さて、皆さんはお気づきになられましたでしょうか? この黒い帯の部分、上巻は「T」、下巻は「J」となっています。つまり、「トマス・ジェファソン」です。

上巻だけ見た時は左右がシンメトリーではなく、「なんだ、このデザインは?」と思ったのですが、上下が揃うと謎が解けるという寸法だったのですね。

果たして書店員や読者の方で上巻だけを見た時点で気づいていた方はいらっしゃるのでしょうか?