罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

機器からのメッセージを疎かにしてはいけない

先日、テレビ番組を録りだめるのに使っていた自宅のNASの容量がいっぱいになったので、新たにアイ・オー・データNASHVL-RS2」を購入しました。

設定などは問題なかったのですが、どうも接続に不安定なところがありました。録画した番組は、まずはテレビに繋いでるUSBのHDDに録り、見たら消すものは消し、残したいものはNASへ移動させるという、多くの人がやっているような使い方です。

このUSBのHDDからHVL-RS2への移動がうまくできないのです。途中でエラーになることもしばしば、移動させるための設定画面が開かないこともあります。ブラウザでNASIPアドレスを直接入力すればトップページは開きますから、ネットワークの設定が間違っているわけではないようです。

ここ数日ずっと試行錯誤していたのですが、症状は一向に改善しません。時には録画番組の移動がうまくできることもあるので実に厄介な症状です。

そんなことを繰り返している時、エラーが出た時に「設定を見直すか、ルーターを再起動してください」というメッセージが画面に出ているのに気づきました。もちろん、このメッセージは毎回エラーが出る時に表示されていたはずですが、これまでは気にも留めていませんでした。

が、今回は素直にそのメッセージに従ってみることにして、ルーターの再起動を試みました。するとどうでしょう? NASへの移動など、実にスムーズにできるのです。エラーなんてどこ吹く風、という感じです。

ハードやソフト的な理屈はわかりませんが、とにかくこれでうまくいきました。症状は治まりました。やはりエラーメッセージというのはバカにしてはいけないものですね。