罔殆庵

染井吉野ナンシーの官能世界

今日の配本(22/02/25)

李先生の中国語ライブ授業 1入門クラス

李軼倫 著

先生と生徒の会話で進む、すいすい読める入門書。発音も文法も、よくある質問に答えながら、わかりづらいところを丁寧に解説します。

アラビア語文法ハンドブック[増補新版]

新妻仁一 著

文字と発音から、格変化、動詞の派生形、数詞、例外的な表記など、現代アラビア語の理解に必要な基礎的な文法から、さらに上のレベルを目指す中級者も活用できるアラビア語学習の基本図書。アラビア語に本格的に取り組むためには欠かせない一冊です。つねに参照しながら、魅力的なアラビア語の世界をともに歩んでいきませんか。この増補版では、アラビア語の文法用語や索引を新たに加えるとともに、最新の知見をもとにしたコラムも多数掲載。

チェルノブイリ 「平和の原子力」の闇

アダム・ヒギンボタム 著/松島芳彦 訳

チェルノブイリは「平和の原子力」の象徴として、ソ連で最も安全で進んだ原発と言われていた。しかし、1986年4月の原子炉爆発事故によって、歴史に汚名を残す末路をたどった。事故からすでに36年が経過しようとし、その間にアレクシエービッチ『チェルノブイリの祈り 未来の物語』をはじめ、数多の著作や研究が世に問われてきたが、ソ連ロシア連邦の根深い秘密主義のために、今でも全容が解明されたわけではない。最新刊の本書は、構造的な欠陥をはらんだ原発が誕生した経緯から、北半球を覆った未曾有の放射能汚染、多くの人々の心身に残した傷にいたるまで、気鋭のジャーナリストが綿密な取材と調査を通して、想像を絶する災厄の全体像に迫った、渾身のノンフィクション作品だ。

ヴェルサイユ宮殿に暮らす[新装版] 優雅で悲惨な宮廷生活

ウィリアム・リッチー・ニュートン 著/北浦春香 訳

フランス貴族社会の象徴、ヴェルサイユ宮殿。18世紀、ここには王を頂点に千人以上がひしめきあって暮らしていた。豪華絢爛な外観、贅沢な食事、着飾った女性たち、舞踏会や音楽会……。華やかな宮廷生活が思い浮かぶが、本書のテーマはこうした表の顔ではなく、より人間くさい日々の営みのほうにある。著者は残された書簡や官僚機構の報告書などを精力的に読み込み、宮殿での暮らしの実態をひもといてゆく。